2018.9.2 12:44

池谷幸雄「協会自体が腫れ物を触るような状態」宮川告発を評価

池谷幸雄「協会自体が腫れ物を触るような状態」宮川告発を評価

池谷幸雄

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 バルセロナ五輪体操銀メダリストでタレント、池谷幸雄(47)が2日、TBS系「サンデー・ジャポン」(日曜前10・0)にゲスト出演。体操の2016年リオデジャネイロ五輪女子代表、宮川紗江(18)の“パワハラ告発”問題に言及し、「物が言えない体操界の状態はある。協会自体が腫れ物を触るような状態になってた」と明かした。

 日本体操協会の塚原千恵子女子強化本部長(71)と夫で協会副会長の光男氏(70)は8月31日、宮川の告発内容をほぼ全否定する5ページの文書を発表した。宮川とのやりとりを録音した“証拠”もあると明示。一方の宮川もテレビ番組に出演して自身の“証拠”を挙げ再反論。混迷の度合いは深まった。

 番組でコメンテーターを務める元衆院議員のタレント、杉村太蔵(39)は「そもそも、事の発端は(速見佑斗)コーチが(宮川)選手に対して暴力行為があったという告発がありました。その告発を受けて(協会が)調査をした結果、やっぱり暴力行為がありましたと。じゃあ、あんたは無期限処分ですよと。ところが、被害者(宮川)側が『それでもいいんだ』というところで話がこじれてしまった。(千恵子氏が)『このままじゃ五輪出れないよ』と。これがパワハラだと。協会としては、被害者が容認したって『暴力はダメ』というのはひとつの姿勢として正しいと思うんですけど、なんなんですか。塚原夫妻を含めて、協会側が批判されすぎてる」と主張し、池谷に説明を求めた。

 池谷は「そこ(暴力根絶)は正しいんですけども、(速見コーチへの)処分がそこまで重いものでいいのか、というのは検討されずにボンと来ちゃった」と十分な議論が行われずに速見コーチへ処分が下ったと説明した。続けて「こういう問題は昔から起こってる。僕ら体操関係の人間が、塚原先生たちに対して批判的なことを上に言ったとしても、全部抑えられて(意見が)通らない。物が言えない体操界の状態っていうのはあることはあります。いくら言っても僕らはダメなので黙ってるというか、協会自体が腫れ物を触るような状態になってた」と語った上で、宮川の告発について「現役の代表選手が、僕ら周りが思ってたようなことをすべて包み隠さず言ってくれたので、それはすごく大きなこと」と評価した。