2018.8.30 21:55

柔道男子は大野ら4階級、女子は玉置ら3階級で金メダル/アジア大会

柔道男子は大野ら4階級、女子は玉置ら3階級で金メダル/アジア大会

特集:
アジア大会
男子73キロ級で金メダルを獲得した大野将平=ジャカルタ(共同)

男子73キロ級で金メダルを獲得した大野将平=ジャカルタ(共同)【拡大】

 ジャカルタ・アジア大会第13日(30日、インドネシア・ジャカルタほか)柔道で男女計5階級が行われ、男子73キロ級でリオデジャネイロ五輪王者の大野将平(旭化成)が、昨年世界選手権3位で第1シードの安昌林(韓国)との決勝を延長の末に優勢勝ちし、金メダルを獲得した。日本勢の同級は3大会連続の制覇。

 女子は3人が優勝。57キロ級の玉置桃(三井住友海上)は決勝で北朝鮮選手を下し、4試合全てを一本勝ち。日本勢は同級を3大会連続で制した。63キロ級の鍋倉那美(三井住友海上)は決勝で早大4年の渡辺聖未(フィリピン)を退け、3試合全てを一本勝ち。70キロ級の新添左季(山梨学院大)は決勝で前回覇者の金省然(韓国)を破った。

 男子81キロ級の佐々木健志(筑波大)は準決勝に続き、3位決定戦でキルギス選手に一本負け。今大会の日本勢で初めてメダルを逃した。(共同)

井上康生・男子日本代表監督の話「大野は最後まで我慢した結果、勝利を呼び込んだ。闘う目、闘う姿を強烈に見せてくれた。まだ100パーセントではないが、闘うための本能は戻ってきている。佐々木は経験不足がもろに出た」

大野将平の話「(死闘となった決勝の延長戦は)あと10分、20分闘ってやろうと思っていた。見応えのない試合だったかと思うが、新しい自分の柔道スタイルということを考えれば、あれだけ粘り強く闘えたのは大きな収穫だ」

増地克之・女子日本代表監督の話「鍋倉は頭一つリードしている中で、得意の技を軸にした闘いをきっちりとやり切れた。新添は勝ち切れないことが多かったが、この優勝をプラスに変えて、より成長してもらいたい」

玉置桃の話「(最後は)練習していた技がかかったので、努力はうそをつかないんだなと思った。ここがゴールじゃない。どんどんアピールして、2020年東京五輪に出たい」

鍋倉那美の話「優勝しかないと思っていた。一つ一つ、目の前の相手を倒すことを考えて試合に挑んだ。(決勝は)泥くさい感じだったが、結果は良かった。しっかり闘えた」

新添左季の話「自分らしく闘えば勝てると思い込んで、自分らしくいった。決勝はすごく接戦になったが、スタミナ切れも起こさずに勝ち切れて良かった。自信になった」

佐々木健志の話「自分の甘さが出た。攻めたつもりだが、ちょっと考えられないような状況。調子は良いと思っていたが、うまくかみ合わず、結果を出せなくて悔しい」

  • 女子70キロ級で金メダルを獲得した新添左季=ジャカルタ(共同)
  • 女子57キロ級で優勝し、金メダルを手に笑顔の玉置桃=ジャカルタ(共同)
  • 女子63キロ級決勝で勝利し、声援に応える鍋倉那美=ジャカルタ(共同)
  • 男子73キロ級準決勝、UAE選手(左)を攻める大野将平=ジャカルタ(共同)
  • 男子73キロ級2回戦、中国選手(上)を攻める大野将平=ジャカルタ(共同)
  • 男子73キロ級決勝韓国・安昌林(左)を攻める大野将平=ジャカルタ(共同)
  • ジャカルタ・アジア大会の男子73キロ級決勝で韓国・安昌林(右)を破り、金メダルを獲得した大野将平=30日、ジャカルタ(共同)
  • 男子81キロ級準決勝、カザフスタン選手(右)と対戦する佐々木健志=ジャカルタ(共同)
  • 男子81キロ級3位決定戦キルギス選手(右)と対戦する佐々木健志=ジャカルタ(共同)
  • 女子70キロ級決勝延長戦で韓国・金省然(下)から技ありを奪い試合を決めた新添左季=ジャカルタ(共同)
  • 女子70キロ級準決勝、カザフスタン選手(下)に一本勝ちした新添左季=ジャカルタ(共同)
  • 女子63キロ級決勝フィリピン・渡辺聖未(下)を破り、金メダルを獲得した鍋倉那美=ジャカルタ(共同)