2018.8.30 05:02

宮川、協会のパワハラ主張 塚原本部長から「五輪に出られなくなるわよ」/体操

宮川、協会のパワハラ主張 塚原本部長から「五輪に出られなくなるわよ」/体操

パワハラ問題で会見する、体操女子の宮川紗江=弁護士会館(撮影・宮崎瑞穂)

パワハラ問題で会見する、体操女子の宮川紗江=弁護士会館(撮影・宮崎瑞穂)【拡大】

 体操の世界選手権(10~11月、ドーハ)女子代表候補の宮川紗江(18)に対する暴力指導問題で、宮川が29日、東京都内で記者会見。速見佑斗コーチ(34)の暴力を認めた上で、日本協会が科した無期限登録抹消の処分に異議を唱えた。コーチを排除するために問題を表面化させたと持論を展開。塚原千恵子女子強化本部長(71)からの「パワハラ」もあったと訴えた。

 新たな事実を訴えた。宮川は16年12月19日に塚原本部長から、パワハラとも取れる発言を受けていたと主張した。

 同年11月に協会が実施した「2020年東京五輪特別強化選手」の説明会を宮川は欠席した。参加の義務がなく、強化プランが不透明だったことや、コーチの多くが朝日生命で占められており、速見氏の指導を受けられなくなると感じたためという。すると本部長から「“2020”に申し込まないと協会として協力できない。五輪に出られなくなるわよ」と、脅迫めいた電話があったと説明した。

 その後、2年連続で海外派遣を見送られ、ナショナルトレーニングセンターの利用も制限されたと主張。宮川は「権力を使った暴力。協会にパワハラを認めてもらいたい」と訴えた。

 日本協会の山本専務理事は「(暴力の)処分とは関係ない。初めて聞く話。宮川選手から正式な訴えがあれば協会として調査する」と話すにとどめた。

  • パワハラ問題で会見する、体操女子の宮川紗江=弁護士会館(撮影・宮崎瑞穂)
  • パワハラ問題で会見に臨む体操女子の宮川=弁護士会館(撮影・宮崎瑞穂)
  • パワハラ問題で会見に臨む、体操女子の宮川紗江=東京都千代田区の弁護士会館(撮影・宮崎瑞穂)
  • 体操宮川選手のコーチ暴力問題経過