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【佐藤春佳のスポーツブレーク】「人の噂も七十五日」…激動続きのスポーツ界 東京五輪の開幕もあっという間に迎えるのか

【佐藤春佳のスポーツブレーク】

「人の噂も七十五日」…激動続きのスポーツ界 東京五輪の開幕もあっという間に迎えるのか

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佐藤春佳のスポーツブレーク

 兵どもが夢の跡…。あの大フィーバーはひと昔前に感じるが、恐ろしいのは、平昌五輪での日本のメダルラッシュも同じ2018年の熱狂だったこと。巷にあふれた「そだね~」は、すでに死語の感さえある。

 月日は百代の過客にして…と看過できない問題も多かった。昨年から続く大相撲のゴタゴタに、今年3月に発覚したレスリングのパワハラ問題、日大アメリカンフットボール部の悪質タックル問題や日本ボクシング連盟のいざこざ。いずれも閉鎖的な世界特有のきな臭さをはらみ、何がどうあるべきかという議論より、登場人物の強烈なキャラクターとトンデモ事案を面白がっては、いつの間にか次のトピックスに押し流された。

 話題の“賞味期限”の短さに面食らう。スポーツ界もゲリラ豪雨のような熱狂やバッシングを繰り返し、あっという間に東京五輪の開幕を迎えてしまうのか。雨がゆっくり地中にしみこむような柔らかな感受性を忘れずにいたいと、過ぎゆく夏に思った。

佐藤 春佳(さとう・はるか)

 サッカー、アマチュアスポーツ担当として2004年アテネ五輪、10年バンクーバー冬季五輪を取材。プロ野球は05-07年に巨人を担当し、13-15年はヤクルト担当キャップ。趣味は宝塚観劇。今年は野球遊軍。