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買春4選手追放のバスケ日本、逆境の中総勢8人で格下・香港に辛勝/アジア大会

買春4選手追放のバスケ日本、逆境の中総勢8人で格下・香港に辛勝/アジア大会

特集:
アジア大会
第4クオーター、張本(奥)は相手選手と激しく競り合った。逆風の中、勝利した (撮影・納冨康)

第4クオーター、張本(奥)は相手選手と激しく競り合った。逆風の中、勝利した (撮影・納冨康)【拡大】

 ジャカルタ・アジア大会第5日(22日、インドネシア・ジャカルタほか)バスケットボール男子1次リーグC組の日本は、買春行為で一部選手の代表認定を取り消された不祥事発覚後、初の試合に臨み、香港に88-82で競り勝った。12選手のうち4選手がチームから追放される中、8選手での試合となったが、辻直人(28)=川崎=を中心に粘りを見せた。通算2勝1敗とし、準々決勝進出に前進した。25日に行われる台湾-カタールの結果次第でベスト8が決まる。

 試合終了のブザーが鳴ると、選手たちは勝利にもかかわらず、喜びもせず引き揚げた。香港より4人少ない8人で戦い抜き、いつも以上に疲れを感じた。代表の4選手が買春行為で代表認定を取り消された騒動後初の試合は薄氷の勝利だった。

 「状況が状況なので、何としても勝たないといけないと思っていた」

 8得点を挙げたエース、辻がタオルで汗を拭いながら振り返った。

 1次リーグ最終戦。格下に点数を広げられない中、体力は徐々に奪われた。「後半は体力的にも負担は大きかった」と辻。8人では選手交代も思うようには進まない。70-61で迎えた最終クオーターは残り3分で77-79と逆転を許した。それでもベンドラメ礼生(れお、24)=SR渋谷=が得点を決め、準々決勝に望みをつないだ。

 買春行為で19日、4人が追放された。辻は「これから、どうなってしまうのだろう」と思い悩んだ。再スタートを切るため選手とスタッフが20日にミーティングを開き、〔1〕チームでの行動以外の外出禁止〔2〕選手村内での公式ウエア着用の再徹底の決まり事を作った。選手同士で「日の丸を背負うことへの自覚を持ち、チーム全員で大会を戦い抜こう」と誓った。

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