2018.8.17 05:02

【目指せ!アジア大会の頂点】(4)体操・谷川翔、個人総合&団体総合でメダルかけライバル中国と激突

【目指せ!アジア大会の頂点】

(4)体操・谷川翔、個人総合&団体総合でメダルかけライバル中国と激突

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期待のホープの谷川。個人総合、団体総合の両方でアジアの頂点を目指す

期待のホープの谷川。個人総合、団体総合の両方でアジアの頂点を目指す【拡大】

 今季、日本の体操男子で頭角を現した期待の新鋭が、アジアの舞台で腕を試す。谷川翔(かける、19)=順大=は個人総合で争う4月の全日本選手権で五輪金メダリストの内村航平(29)=リンガーハット=の11連覇を阻み、史上最年少優勝を果たした。

 「いい経験になると思う。優勝できるように頑張りたい」と、ライバル中国との戦いを見据えている。

 順大で2学年上の兄、航(わたる)とともに早くから期待を集める存在だった。千葉・市船橋高時代から苦しんできた腰痛が和らいだ今年は、その実力をいかんなく発揮。体のラインや姿勢の美しさが最大の武器で、股関節の柔らかさを生かしたあん馬の開脚旋回は芸術品だ。

 個人総合(20日決勝)と団体総合(22日決勝)の両方でメダルを狙う。幼い頃に子役でテレビに出演した経歴を持ち、今年の代表選考会では投げキスやサッカーのスター選手、C・ロナウド(ポルトガル)のゴールポーズを披露して会場を沸かせた。エンターテイナーはジャカルタの地でも観客を魅了する。

谷川 翔(たにがわ・かける)

 1999(平成11)年2月15日生まれ、19歳。千葉・船橋市出身。千葉・市船橋高から順大。小学1年で競技を始め、中学3年時に全国中学校選手権の個人総合を制覇。高校3年時に全日本選手権の個人総合で10位。今年4月に全日本選手権の個人総合を史上最年少の19歳2カ月で制した。得意種目は床運動、あん馬。1メートル54、51キロ。