2018.8.12 05:03

大橋、200個混も『金』!貫禄逃げ切り「タイムも納得」/競泳

大橋、200個混も『金』!貫禄逃げ切り「タイムも納得」/競泳

2冠を達成した大橋はガッツポーズ。圧勝だった (撮影・納冨康)

2冠を達成した大橋はガッツポーズ。圧勝だった (撮影・納冨康)【拡大】

 パンパシフィック選手権第3日(11日、東京辰巳国際水泳場)女子200メートル個人メドレーは大橋悠依(22)=イトマン東進=が2分8秒16の大会新記録で制し、400メートルとの2冠を達成した。男子200メートル個人メドレーは萩野公介(23)=ブリヂストン=が1分56秒66で3位、瀬戸大也(24)=ANA=が1分57秒36で4位だった。男子400メートルリレーの日本(中村、塩浦、松元、溝畑)は3分12秒54の日本新記録を樹立した。トップでフィニッシュした米国がその後、失格となったため、3位に繰り上がって銅メダルを得た。

 平泳ぎを終えて迎えた残り50メートルのターン。大橋は後続から体半分のリードを奪い、貫禄にあふれた泳ぎで逃げ切った。2冠を達成した22歳はガッツポーズで喜びを表現した。

 「自信を持って臨むことができた。日本新を出せれば100点満点だったけど、表彰台に立ててうれしい」

 前半をトップで折り返し、予想通り3番目の平泳ぎで寺村、ピクレム(カナダ)に追い上げられる展開となった。ただ、課題の泳法も調子は上向きで「不安を感じることなく泳げた」と焦りはなかった。日本新には0秒25及ばなかったが、先頭を譲らず、自由形まで泳ぎ切った。大会初日9日の女子400メートル個人メドレーに続く頂点に、自信を深めた。

 昨夏の世界選手権(ブダペスト)で2分7秒91の日本記録を出して銀メダルに輝き、遅咲きとしてブレーク。だが、その後、自己ベストに近いタイムをなかなか出せず「どう超えればいいか分からなくて、苦しめられた」。注目を浴び、もがき苦しんだ1年間を乗り越え、ようやく2分8秒前半で泳ぎ、「タイムにも納得できた」と、さらなる進化の兆しを感じた様子だった。

 今大会で女子の主将を務める22歳は結果でチームを引っ張った。2年後の東京五輪に向け、大橋が上昇気流に乗った。

女子200メートル個人メドレーで銅メダルを獲得した寺村美穂(セントラルスポーツ)「うれしい。最後の自由形で差されるかもしれないと不安だったが、絶対に諦めなかった」

  • 女子200メートル個人メドレーで優勝した大橋(右)と3位の寺村は抱き合って喜んだ