2018.8.12 05:02

白井、涙の2冠!日体大が4年ぶりVで順大の4連覇阻止/体操

白井、涙の2冠!日体大が4年ぶりVで順大の4連覇阻止/体操

日体大の白井がチームを牽引(けんいん)。順大との頂上決戦を制した

日体大の白井がチームを牽引(けんいん)。順大との頂上決戦を制した【拡大】

 体操・全日本学生選手権第1日(11日、ベイコム総合体育館)男子個人総合は世界選手権(10~11月、ドーハ)代表の白井健三(21)=日体大=が合計85・600点で2連覇した。日体大は団体総合も421・800点で4年ぶり34度目の優勝を飾り、白井は2冠となった。女子の個人総合は平岩優奈(19)=武庫川女大=が合計53・400点で初優勝し、世界選手権代表候補の村上茉愛(まい、22)=日体大=は故障で欠場した。団体総合は日体大が合計263・900点で5年連続49度目の優勝を果たした。

 初めて試合で涙した。最後の跳馬は着地がわずかに乱れたが、意地でこらえた。個人総合の連覇に、自身初となる団体総合制覇。3歳で競技を始めて以来、うれしくても悔しくても泣かなかった白井の頬に、喜びの塊が伝った。

 「(リオデジャネイロ)五輪の優勝より大きい。取りたかったタイトルです」

 名門・日体大を主将として引っ張った。団体総合に臨んだ6人のうち、ただ一人の4年生。言葉で伝えるのは大の苦手だからこそ背中で示した。「弱点として優しさがあった。(後輩5人に)付いてきてくれてありがとうと言いたい」。日本一と自負する練習が間違いでなかったと思えた。

 大過失のない演技は今秋の世界選手権への弾みとなる。誰よりも汗を流した努力が、次は世界で報われる。 (鈴木智紘)