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山根氏「会長、理事とも辞任」…音声証拠には反論「一部を切り取った悪意」/BOX

山根氏「会長、理事とも辞任」…音声証拠には反論「一部を切り取った悪意」/BOX

報道陣の質問に対し、無言のままジェスチャーで答える山根氏。疑惑は晴れていない(撮影・織原祥平)

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 日本ボクシング連盟の不正疑惑で、助成金の流用や過去の暴力団組長との交友関係などで批判を受け、辞任を表明した山根明氏(78)が9日、「会長、理事とも辞任した」と明言した。共同通信の取材に応じた。山根氏は8日の表明で報道陣の質問を受け付けず、辞任が会長を指すのか理事職も含めるのかなどが不明だった。一方、「日本ボクシングを再興する会」が公表した審判不正に関する新証拠の音声については反論した。

 一方的な辞任表明から一夜。“男・山根”がきっぱりと口にした。

 「会長、理事とも辞任した。過去に暴力団との関係があったと発言して混乱させたことには責任を感じる」

 前日8日はわずか4分弱、「私は本日をもって辞任します」などと一方的に話しただけで、質問は一切受け付けなかった。このため、辞任が定款にない終身会長を指すだけで、理事として日本連盟に残るのかなどが不明だった。

 山根氏は「(元暴力団組長から)脅迫があった2日に決めた。受けて立とうと。そうなると法人の会長ではそういうことはできないという思いがあった」と、辞任の経緯を説明。「日本ボクシングを再興する会」が指摘した不正を理由には挙げなかった。

 「再興する会」は8日に、審判不正に関する音声を新証拠として公表した。山根氏は自身の声であると認めながらも、「何時間も話しているうちの一部分を切り取って悪意を持って伝えている。(審判不正は)一切ない」と反論。“闘う”姿勢を崩しはしない。

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