2018.8.9 05:04(1/2ページ)

山根会長、説明なき辞任 会見わずか4分弱…妻の言葉で決断/BOX

山根会長、説明なき辞任 会見わずか4分弱…妻の言葉で決断/BOX

辞任を発表し、頭を下げた山根会長。絶大だった影響力は今後、どうなるのか(撮影・甘利慈)

辞任を発表し、頭を下げた山根会長。絶大だった影響力は今後、どうなるのか(撮影・甘利慈)【拡大】

 日本ボクシング連盟の不正疑惑で、助成金の流用や過去の暴力団組長との関係が批判を受けている山根明会長(78)が8日、大阪市内で辞任を表明した。一連の騒動について責任を取った形だが、具体的な事実には言及せず4分弱で終了。再婚した夫人の「死ぬまで面倒をみる」との一言で決意したという。報道陣の質問も受け付けず、説明責任を果たすことはなかった。

 トレードマークの濃い色つきサングラスだけが威厳を保った。これまでの強気な姿勢とは一転、連盟のトップに君臨してきた覇気は見られなかった。濃いグレーのスーツにシルバーのネクタイを締め、弁護士を伴って現れた山根会長。日本ボクシング連盟の緊急理事会から一夜明けた8日正午すぎ、“独裁者”は、涙を浮かべ、時折肩を震わせながら口を開いた。

 「(前日に)家に戻って嫁に先に相談した。『死ぬまで面倒見ていくから、今楽になってください』と言われた」

 決断の理由は、28歳下とされる再婚妻の一言。自らの“余生”の不安が解消され、身を引く覚悟を決めた。

 前夜に「男のけじめ」として話すと約束。会場には100人を超える報道陣が詰め掛けた。山根会長は、これまで認めてきた反社会的勢力との「黒い交際」や補助金の不正流用疑惑には触れないまま。「選手の皆さん、誠に申し訳ない」と頭を下げると、質問には応じず、約4分弱で会場を後にした。

【続きを読む】

  • 記者会見をする日本ボクシング連盟の山根明会長=大阪市北区(撮影・甘利慈)
  • 記者会見をする日本ボクシング連盟の山根明会長=大阪市北区(撮影・甘利慈)
  • 記者会見をする日本ボクシング連盟の山根明会長=大阪市北区(撮影・甘利慈)
  • 記者会見をする日本ボクシング連盟の山根明会長=大阪市北区(撮影・甘利慈)
  • 記者会見をする日本ボクシング連盟の山根明会長=大阪市北区(撮影・甘利慈)
  • 自宅前で報道陣にもみくちゃにされる山根会長
  • 自宅前で報道陣の前に現れた山根会長
  • 報道陣に囲まれながら自宅へ戻る日本ボクシング連盟の山根明会長(左)=8日午後、大阪市
  • 関係者とみられる女性(右)に口元を押さえられながら自宅へ戻る日本ボクシング連盟の山根明会長=8日午後、大阪市
  • 「日本ボクシングを再興する会」が告発状で指摘した連盟の不正12項目