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「再興する会」、山根派一掃へ 会長除名と全理事の解任求める/BOX

「再興する会」、山根派一掃へ 会長除名と全理事の解任求める/BOX

山根氏の会見から2時間後、日本ボクシングを再興する会も会見を開き、音声データの存在などを明かした(撮影・寺河内美奈) 

山根氏の会見から2時間後、日本ボクシングを再興する会も会見を開き、音声データの存在などを明かした(撮影・寺河内美奈) 【拡大】

 日本オリンピック委員会(JOC)などに、日本ボクシング連盟の助成金流用や不正判定などの告発文を提出した「日本ボクシングを再興する会」が8日、東京都内の弁護士会館で会見を開き、辞任を表明した日本連盟の山根明会長(78)の除名と全理事の解任を求めた。また、不正判定の裏付けとなる新たな音声データを公開した。

 山根会長の辞任表明から約2時間後。“独裁者”をリング外に追い出すために「日本ボクシングを再興する会(以下、再興する会)」が会見を開いた。集まった約200人の報道陣を前にし、不正と戦う意思を決然と語った。

 「説明が全くないままに辞任を言っただけ。逃げたという印象がある。質問ぐらいは受けてもらいたかった」

 わずか4分弱の辞任会見で数々の問題や疑惑の幕引きを図った同会長。宮崎県連盟副会長・菊池浩吉氏は痛烈な言葉を浴びせた。

 日本連盟が否定する公式試合での不正審判問題について新たな証拠を提示した。2016年2月に録音された音声データは「奈良判定」に関するものだった。山根会長とみられる男性が「接戦した場合、やっぱり奈良やな。それ反対につけた場合は『おまえ、なめてるんか』てなってくるわけ」などと、奈良県の選手が有利となるような圧力ととれる言葉が並んだ。ほかに、近畿大に勝たせたくないために審判を集めたとする理事の発言を音声で公開。海外合宿時の経費の精算や不明瞭な五輪慰労金など、新疑惑も提示された。

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  • 山根氏(右)は、会見場に入ると深々と頭を下げた(撮影・甘利慈)
  • 会見する左から「日本ボクシングを再興する会」の鶴木良夫代表、新潟県ボクシング連盟の仁多見史隆副理事長、宮崎県ボクシング連盟の菊池浩吉副会長=東京都千代田区霞が関(撮影・寺河内美奈)
  • 会見に臨む「日本ボクシングを再興する会」の鶴木良夫代表=東京・霞が関の弁護士会館(撮影・中井誠)
  • 会見を終え退室する左から、「日本ボクシングを再興する会」の鶴木良夫代表、新潟県ボクシング連盟の仁多見史隆副理事長=東京都千代田区霞が関(撮影・寺河内美奈)
  • 会見する「日本ボクシングを再興する会」の鶴木良夫代表(左)と新潟県ボクシング連盟の仁多見史隆副理事長=東京都千代田区霞が関(撮影・寺河内美奈)
  • 会見する「日本ボクシングを再興する会」の鶴木良夫代表=東京都千代田区霞が関(撮影・寺河内美奈)
  • 会見する左から「日本ボクシングを再興する会」の鶴木良夫代表(中央)=東京都千代田区(撮影・寺河内美奈)
  • 会見する左から、「日本ボクシングを再興する会」の鶴木良夫代表、新潟県ボクシング連盟の仁多見史隆副理事長、宮崎県ボクシング連盟の菊池浩吉副会長=東京都千代田区(撮影・寺河内美奈)
  • 「日本ボクシングを再興する会」が告発状で指摘した連盟の不正12項目