2018.8.8 05:02

瀬古氏、4月飲み会で女性アナにセクハラ発言…日本陸連などが厳重注意

瀬古氏、4月飲み会で女性アナにセクハラ発言…日本陸連などが厳重注意

女子アナへのセクハラ発言が問題となった瀬古氏。日本陸連理事などの要職を退任しないというが…

女子アナへのセクハラ発言が問題となった瀬古氏。日本陸連理事などの要職を退任しないというが…【拡大】

 陸上男子マラソンの元名選手で、日本陸連の理事とマラソン強化戦略プロジェクトリーダーを務める瀬古利彦氏(62)がセクハラ発言をしたとして、日本陸連、総監督を務めるDeNAから厳重注意を受けていたことが7日、分かった。

 日本陸連によると、瀬古氏は4月にハーフマラソンでテレビ解説を務めた後、関係者との飲み会に出席。参加したテレビ局の女性アナウンサーにセクハラ発言をした。DeNAから報告を受け、日本陸連の尾県貢専務理事が今月、本人に口頭で厳重注意した。瀬古氏は「発言には注意したい」と謝罪したという。役職は辞任しない。

 瀬古氏は早大在籍時に箱根駅伝などで活躍。ボストンマラソンを2度、制するなど主に1980年代に国内外のマラソンで輝かしい実績を残した。最近は、マラソンの解説のみならず、ドラマやバラエティー番組などにも出演。自らの過去を明かすなど“天然キャラ”としても人気を博している。

 リオデジャネイロ五輪後の2016年11月からマラソンの強化責任者を務め、7月に東京五輪のマラソンスタート時刻が午前7時に決定した際には「もう少し早くても良かった。決まった以上はそれに従い、やれることをやりたい」と、意気込みを新たにしていた。

瀬古 利彦(せこ・としひこ)

 1956(昭和31)年7月15日生まれ、62歳。三重・桑名市出身。四日市工高から本格的に陸上を始める。2、3年時に高校総体800メートル、1500メートルを連覇。1浪後、早大へ進学。卒業後はエスビー食品で活躍し、1984年ロサンゼルス五輪14位、88年ソウル五輪9位。マラソン15戦10勝。現在はDeNA総監督を務める。