2018.7.28 05:02

阿部一二三、3年ぶり黒星も敗者復活から「銅」…連勝「34」でストップ/柔道

阿部一二三、3年ぶり黒星も敗者復活から「銅」…連勝「34」でストップ/柔道

大会前に優勝を誓った阿部が、モンゴル選手にまさかの一本負け。9月の世界選手権でリベンジする 

大会前に優勝を誓った阿部が、モンゴル選手にまさかの一本負け。9月の世界選手権でリベンジする 【拡大】

 柔道・グランプリ大会第1日(27日、クロアチア・ザグレブ)男女5階級が行われた。男子66キロ級準々決勝で、世界王者の阿部一二三(ひふみ、20)=日体大=がアルタンスフ・ドフトン(30)=モンゴル=に一本負けを喫した。約3年ぶりの黒星で、国際大会での連勝も「34」でストップ。敗者復活戦に回り3位決定戦で銅メダルを獲得した。同60キロ級で高藤直寿(25)=パーク24、女子52キロ級で志々目愛(24)=了徳寺学園職=が優勝した。

 開始42秒、一瞬の隙を突かれた。世界ランキング1位の阿部が、同19位の格下にまさかの敗戦。国際大会で積み重ねた連勝が「34」で止まった。

 3月の大会以来、132日ぶりの実戦だった。阿部は初戦の2回戦、3回戦と順調に一本勝ちしたが、準々決勝で倒され、驚いたような表情を浮かべた。2015年7月の大会以来、約3年ぶりの黒星。引き揚げる足取りは重かった。

 立ち止まってはいられない。9月には2連覇を狙う世界選手権(バクー)が控える。初出場となる女子52キロ級の妹、詩(うた、18)=兵庫・夙川学院高=とのきょうだい優勝の目標もある。「去年、達成できなかったので、オール一本勝ちして2連覇したい」。

 敗者復活戦に回り、3位決定戦では世界ランキング14位のスロベニア選手を一本勝ちで退けて意地を見せた。逆境に強い王者が、クロアチアで味わった苦杯を糧にする。

  • 阿部一二三・国際大会34連勝でストップ