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【五輪を語る 産経新聞特別記者・佐野慎輔】暑さ乗り越え、成功にベストを尽くせ

【五輪を語る 産経新聞特別記者・佐野慎輔】

暑さ乗り越え、成功にベストを尽くせ

特集:
五輪を語る 産経新聞特別記者・佐野慎輔
JR東京駅前を日傘や扇子で暑さをしのぎながら歩く人たち。東京五輪は酷暑対策が大きな課題になる

JR東京駅前を日傘や扇子で暑さをしのぎながら歩く人たち。東京五輪は酷暑対策が大きな課題になる【拡大】

 限られたなかで、それでもアスリート・ファーストを徹底したい。選手だけではなく、観戦者にも重要な視点である。

 懸念される輸送問題。暑さ対策とも密接にからみあう。

 選手や役員、審判員を安全にできるだけ早く会場に送り届けなければならない。ボランティアの人たちも同じだ。彼らが遅れれば競技進行に支障もでよう。そして、観客を炎天下に長々と待たせるわけにはいかない。

 輸送路確保は暑さ対策でもある。組織委員会、関連企業だけではなく政府、東京都をあげた対応が必要だ。企業、学校も協力し、夏休みの取り方も工夫したい。

 する、みる、支える。東京は、日本は大会成功に向けてすべての分野でベストを尽くしたい。

佐野 慎輔(さの・しんすけ)

 1954(昭和29)年生まれ、64歳。富山・高岡市出身。早大卒。スポーツ記者歴30年。五輪を5大会取材。産経新聞運動部長やシドニー支局長、サンケイスポーツ代表などを経て、2014年6月から現職。日本オリンピックアカデミーや笹川スポーツ財団の理事も務めている。