2018.7.18 19:21

内村航平「夢のよう」 自身監修のマンガ発売でお渡し会/体操

内村航平「夢のよう」 自身監修のマンガ発売でお渡し会/体操

特集:
内村航平
自身が監修したマンガ「THE SHOWMAN」の単行本1巻を購入者に手渡す内村航平=東京・新宿区

自身が監修したマンガ「THE SHOWMAN」の単行本1巻を購入者に手渡す内村航平=東京・新宿区【拡大】

 体操の内村航平(29)=リンガーハット=が監修したマンガの単行本第1巻が18日、発売され、自身によるサイン本の「お渡し会」が、東京・新宿の書店で行われた。

 作品は『サンデーS』に掲載中の「THE SHOWMAN」で、かつて大ヒットした体操マンガ「ガンバ!Fly high」で作画を務めた菊田洋之氏(50)作。体操少年時代に「ガンバ~」を愛読していた内村は「自分の名前の入ったマンガができるなんて夢みたい。菊田先生とは会えるだけでもすごいのに、一緒に仕事をできるなんて」と感激を口にする。

 「監修」ではあるが、「けっこうストーリー作りに踏み込んでいます。(菊田氏に)任せているというより、一緒に作っている感じ。打ち合わせをした後の何日かは『こうなったらおもしろいかな』とか考えています。いざやってみると、どうなったらおもしろくなるのか、考えが止まらなくなる」と入れ込んでいる様子を語る。「子供の頃に(『ガンバ~』を)読んでいて、すごくおもしろかった。(この作品を)そこまでおもしろくできるのか、プレッシャーがあるけど、僕にしか出せないものを出していきたい」

 自身をモデルとした世界チャンピオン「大和公平」も登場。「僕っぽいヤツが出てくるけど、僕じゃないですから」と笑いつつも、「その人を使って、若手選手や体操を知らない人たちに面白さを伝えたい。僕にしかできない言葉などはあると思う」という。

 「僕も『ガンバ~』を読んで夢をもらえた。マンガにはマンガにしか描けない夢がある。あり得ないような技でも『できるようになりたい』と思うことがきっかけになれば。いろんな選手がいて、いろんな形で努力しているということは描いていきたい。選手はこういう練習をし、試合をし、こういう気持ちでやっているんだという、あまりメディアに出ない部分を伝えられれば」と作品への思いを語った。

 ロサンゼルス五輪金メダリストで、内村の大先輩である森末慎二氏(61)が原作だった『ガンバ~』はアニメ化もされた。「アニメは小さい頃に見ていた。同じところまでいきたいけど、僕はマンガまでやれたら十分」と満足げ。今後は「体操界の現状と照らし合わせて、こうなっていけばいいのにということを作品に落とし込んでいければ。普段は思い通りにいかないのが常ですが、マンガだったら何でも思い通りにいきますから」と、“創造主”の立場の面白さを語った。

  • 自身が監修したマンガ「THESHOWMAN」の単行本1巻発売記念イベントで、作者の菊田洋之氏(右)と握手する内村航平=東京・新宿区