2018.7.13 12:58

鶴竜が休場、右肘負傷 19年ぶり3横綱全員不在の事態

鶴竜が休場、右肘負傷 19年ぶり3横綱全員不在の事態

5日目、平幕相手に2連敗し、厳しい表情で引き揚げる横綱鶴竜関=12日、名古屋市のドルフィンズアリーナ

5日目、平幕相手に2連敗し、厳しい表情で引き揚げる横綱鶴竜関=12日、名古屋市のドルフィンズアリーナ【拡大】

 大相撲の東横綱鶴竜(32)=本名マンガラジャラブ・アナンダ、モンゴル出身、井筒部屋=が名古屋場所6日目の13日、日本相撲協会に「右肘関節炎で13日より2週間の安静休務を要する見込み」との診断書を提出して休場した。5日目を終えて3勝2敗と精彩を欠いていた。

 今場所は稀勢の里が初日から、白鵬は4日目から休場。3横綱全員不在は貴乃花、3代目若乃花、曙の1999年春場所以来19年ぶりで、昭和以降5度目の事態となった。横綱が本場所で不在になるのは、一人横綱の朝青龍が3日目から休んだ2006年夏場所以来。複数在位する横綱が全員本場所を休んだのは、朝青龍と武蔵丸がともに途中休場した03年名古屋場所以来となる。

 師匠の井筒親方(元関脇逆鉾)によると、場所前の稽古で右肘を痛めた。親方は「昨日(12日)本人と話して、だいぶ状態が悪く、力が入らないということだった。横綱不在となりお客さまに申し訳ない」と話した。今後、東京で精密検査を受け、場所後の夏巡業の出欠を検討する。

 鶴竜は自身初の3連覇で6度目の優勝を目指したが、4、5日目と平幕相手に2連敗していた。休場は昨年11月の九州場所以来10度目となった。6日目の対戦相手、平幕千代の国は不戦勝。今場所の十両以上の休場者は十両蒼国来を含め、4人目。

鶴竜の師匠、井筒親方(元関脇逆鉾)の話「今年はだいぶ突っ張りを出していたけど、利き腕の右に力が入らない。本人はまだ目標があると言っているし、やる気を持っている。(2連覇した)先場所までの天国から地獄という感じ。横綱土俵入りもなくなり、お客さまに申し訳ない」

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