2018.7.12 05:00

【藤島親方のこの一番】頭から当たった勢の作戦勝ち

【藤島親方のこの一番】

頭から当たった勢の作戦勝ち

鶴竜を押し出しで破った勢=ドルフィンズアリーナ(撮影・門井聡)

鶴竜を押し出しで破った勢=ドルフィンズアリーナ(撮影・門井聡)【拡大】

 大相撲名古屋場所4日目(11日、ドルフィンズアリーナ、観衆=7629)鶴竜は立ち合い、勢が頭でくるとは想定外だったろう。右差しでくると思っていたらしく「あれっ」という感じで、とっさに反応できずいっぺんに出られてしまった。

 ふつう相手によって3通りほどの立ち合いを想定して土俵に上がるものだが、その中にもなかったようだ。勢にしてみれば星もあがっていないし、一丁やってやろうという立ち合いで作戦勝ちといったところだ。

 白鵬が突然休場し、鶴竜にも土がついて横綱、大関では栃ノ心一人が勝ちっ放しになった。立ち合い、変化もある阿炎に対しても守りに入らず、踏み込んで攻める気持ちが十分出ていた。混戦になりそうだが、安定感では栃ノ心がナンバーワンであることは確かだ。 (元大関武双山)

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