2018.6.21 20:50(1/2ページ)

ルマン優勝の中嶋「日本に風が吹いている」 西野ジャパンにエール/自動車

ルマン優勝の中嶋「日本に風が吹いている」 西野ジャパンにエール/自動車

ルマン24時間の優勝報告会で、肩を組んで撮影に応じる中嶋一貴(左)と小林可夢偉=東京・水道橋のトヨタ自動車東京本社

ルマン24時間の優勝報告会で、肩を組んで撮影に応じる中嶋一貴(左)と小林可夢偉=東京・水道橋のトヨタ自動車東京本社【拡大】

 自動車の世界三大レースの一つで、伝統の「第86回ルマン24時間」(16~17日、サルト・サーキット)で日本メーカーとして27年ぶりの優勝を果たしたトヨタ自動車のTS050・8号車でドライバーを務めた中嶋一貴(33)や、2位となった7号車の小林可夢偉(31)らが21日、東京・水道橋の同社東京本社で優勝報告会を行った。

 「正直、抜け殻のような状態。ホッとした気持ちが大きい」と一貴。「僕自身、7度目の挑戦で、たくさんの悔しい気持ちや厳しい経験をしてきて、やっと勝利という形でそれを乗り越えることができた」と満足そうな表情で話した。

 優勝後、メールなどのお祝いのメッセージは500通ほど来ていたそうで、一夜明けた月曜日には「返信だけで2時間くらいかかった」という。父で、トヨタがルマン初挑戦した1985年にドライバーを務めた悟氏(65)からは「おめでとう。チームの皆さんによろしく」というメッセージがあったそうで、「ありがとうございます。よろしくお伝えします」と返信したという。

 最後に8号車と7号車が隊列を組んでゴールした場面について、「(2時間ほど前に)交代で乗ったときは逆転不可能だと思っていたので、一貴の後ろで、チェッカーを受ける写真にきれいに収まることを目標にしていた」と可夢偉。ところが「最終周のポルシェコーナーで、中嶋さんが(周回遅れの下位クラスの車を)4、5台抜いていった。その前に無線で『行かなくていいから、そう伝えてくれ』と(チームに)いっていたのに、とことんアグレッシブで、ついていくのが大変だった」と、おどけながら裏話を披露。一貴は「(以前のルマンで)チェッカーを受けたことがないんで、最後がどういう感じか分からなかった」と、冗談交じりに返す漫才のような掛け合いで振り返った。

【続きを読む】