2018.6.19 17:51

ホンダはリカルドのレッドブル残留の“切り札”になり得るか/F1

ホンダはリカルドのレッドブル残留の“切り札”になり得るか/F1

ダニエル・リカルド

ダニエル・リカルド【拡大】

 自動車レース、F1に参戦するホンダは19日、来季から2年間、強豪のレッドブルにパワーユニット(PU)を供給すると発表した。ホンダは今季からレッドブルの兄弟チーム、トロロッソにPUを供給していた。

 レッドブルは2007年から12年間続いた、ルノーとの提携に終止符を打った。セバスチャン・フェテル(30)=ドイツ=を擁した10年から13年まで4季連続で個人総合、製造者部門で2冠を達成したが、14年以降はメルセデスの後塵を拝している。

 今季はダニエル・リカルド(28)=豪州=が第3戦中国GP、第6戦モナコGPを制するなどメルセデス、フェラーリと三つどもえの争いを続けている。チームメートのマックス・フェルスタッペン(20)=オランダ=の来季残留は決定しているがリカルドは今季、契約最終年を迎えており、来季はメルセデスまたはフェラーリへの移籍が取り沙汰されている。

 実力を高く評価されながら、いまだ総合王者の座を手にしていないリカルドは、レッドブル残留の条件として、来季は勝てるPUを求めている。ホンダは今季、F1に復帰した2015年からの3年間とは違い、信頼性が大幅に向上。第7戦カナダGPではアップグレードされた新型のPUを投入し、トロロッソのピエール・ガスリー(22)=フランス=がトップスピードに手応えをつかんでいた。

 ホンダの今後の可能性にかけたレッドブル。1980年代後半から90年前半にかけてF1界を席巻したホンダパワーが復活すれば、リカルド残留の“切り札”になり得る。