2018.6.10 17:14

旭化成・尾原、3戦全勝で名門の底力示す「自分が引っ張る」/柔道

旭化成・尾原、3戦全勝で名門の底力示す「自分が引っ張る」/柔道

男子1部決勝、大将戦で新日鉄住金・上田から技ありを奪う旭化成A・尾原=久留米アリーナ

男子1部決勝、大将戦で新日鉄住金・上田から技ありを奪う旭化成A・尾原=久留米アリーナ【拡大】

 柔道の全日本実業団体対抗大会最終日は10日、福岡県久留米市の久留米アリーナで行われ、体重無差別5人制で争う男子1部は今夏のジャカルタ・アジア大会100キロ超級代表の王子谷剛志らを擁する旭化成Aが決勝で新日鉄住金を2-1で下した。旭化成は3年ぶり17度目の優勝。

 男子1部で昨年2位の旭化成Aは接戦をしのぎ、頂点に立った。決勝を制した瞬間、両拳を握って喜びを爆発させた中村兼三監督は「戦力的に厳しいと思ったが、各選手の役割が明確で例年になくまとまっていた」と胸を張った。

 ともにリオデジャネイロ五輪銅メダルで100キロ級の羽賀龍之介、81キロ級の永瀬貴規と中心選手をけがで欠く中、存在感を放ったのが3戦全勝した23歳の尾原琢仁だ。

 決勝は1-1の場面で大将として登場。鮮やかな足技で技ありを奪い、優勝を決めた。入社2年目のホープは「自分が引っ張る気持ちで闘っている」と名門の底力を示し、誇らしげだった。