2018.5.29 14:30

平野早矢香さん「アイドルに囲まれた“鬼”」 愛、佳純と銀メダルのロンドン五輪語る

平野早矢香さん「アイドルに囲まれた“鬼”」 愛、佳純と銀メダルのロンドン五輪語る

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平野早矢香さん

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 ロンドン五輪の卓球女子団体銀メダリストで、2016年に現役を引退した平野早矢香さん(33)が29日、TBSラジオ「伊集院光とらじおと」(月~木曜前8・30)にゲスト出演。ロンドン五輪での団体戦について語った。

 平野さんは、卓球の“鬼”と呼ばれるきっかけについて「始めは卓球“無双”」だったが、ある大会後にディレクターから「この度は鬼と呼ばせていただきました」と言われたのだと明かした。事後承諾だったが自身で映像を確認し「すごい顔してるな、と諦めました」と笑いながら明かした。元々、メンタルが強いわけではないという平野さんだが、引退後も“鬼”というフレーズに需要があるのだと思い、自身の著書でも使用することを決めたのだという。

 初めて出場した北京五輪では、生まれて初めて、1ゲーム中最後までサーブの際に手の震えが止まらないほどの大緊張。2度目の五輪となったロンドン五輪では「福原愛選手、石川佳純選手の両アイドルに囲まれた“鬼”だった」と冗談交じりに語った。

 当時、自身が27歳、福原は23歳、五輪初出場の石川が19歳と、この組み合わせが「ベストメンバー」だったという平野さん。「このタイミングを逃したらメダルは一生ないんじゃないかと思えるくらい。多分2人も思っていたんじゃないかな」とし、「積み重ねたものを出し切って、悔いなく試合を終えよう」という思いで臨み、卓球人生の中で「ロンドンオリンピックが唯一楽しかったと思える大会なんですよ」と振り返った。

 ロンドン五輪までは、楽しんでやろうとのアドバイスにも「世界の舞台で楽しんで試合ができるか、っと気持ちが正直あった」という。「ただ、あの時は、早く試合がしたいとか、もっと試合がしたいと思って。試合後の表彰式の前に、2人に言ったんですよ。『もうちょっとこの3人で試合がしたかったな』って。そしたら、『早矢香ちゃん、やめてよ。もう一回やったら結果わかんないじゃん。もういいよ、私たちは』って言われて」とやり取りを明かし、「それぐらい、自然に言葉が出てくるくらいだった」のだと語った。