2018.4.8 16:21

小川Jrが初V!注目の阿部詩は準決勝敗退 ベイカーは決勝で敗れる/柔道

小川Jrが初V!注目の阿部詩は準決勝敗退 ベイカーは決勝で敗れる/柔道

女子52キロ級決勝、ヒーローインタビューで笑顔を見せる角田夏実=福岡国際センター(撮影・仲道裕司)

女子52キロ級決勝、ヒーローインタビューで笑顔を見せる角田夏実=福岡国際センター(撮影・仲道裕司)【拡大】

 世界選手権(9月、バクー)代表最終選考会を兼ねた柔道の全日本選抜体重別選手権最終日は8日、福岡国際センターで男女計7階級が行われ、女子52キロ級で17歳の阿部詩(兵庫・夙川学院高)は準決勝で昨年の世界選手権2位の角田夏実(了徳寺学園職)に一本負けした。角田は決勝で世界女王の志々目愛(了徳寺学園職)に延長の末、優勢勝ちして初優勝した。

 男子90キロ級で2016年リオデジャネイロ五輪金メダルのベイカー茉秋(日本中央競馬会)は、決勝で長沢憲大(パーク24)に屈した。長沢は初優勝。同100キロ超級は元世界王者の直也氏を父に持つ小川雄勢(明大)が決勝でリオ五輪銀メダルの原沢久喜(日本中央競馬会)を破り、初制覇した。2連覇を狙った王子谷剛志(旭化成)は準決勝で小川に敗れた。

 男子100キロ級は西山大希(新日鉄住金)が90キロ級だった16年以来の優勝を果たした。同81キロ級は佐々木健志(筑波大)が初制覇。女子48キロ級は山崎珠美(自衛隊)が初めて制し、昨年世界女王の渡名喜風南(パーク24)、リオ五輪3位の近藤亜美(三井住友海上)は準決勝で敗退。同57キロ級は玉置桃(三井住友海上)が初優勝した。

井上康生・男子日本代表監督の話「世界選手権で誰が金メダルに近いかを第一に考えた。ベイカーは負けたことを大きなエネルギーに変えていけると思う。今後も期待したい」

増地克之・女子日本代表監督の話「今大会は第1シードの選手が全て敗れる波乱となったが、(世界選手権代表は)総合的に判断した。52キロ級はどの選手もレベルが高い。基準にのっとって2番手を選びたい」

山崎珠美の話「攻めの柔道を徹底することができた。勝てない時期が続いていたが、たくさんの人の支えでここまで闘うことができてうれしい」

玉置桃の話「試合前にここで負けたら次はないと決めて、死に物狂いで覚悟を持って闘った。優勝がまぐれと言われないように頑張りたい」

向翔一郎の話「自信はあったけど、五輪チャンピオンはでかかった。純粋にベイカーさんに勝ちたかった。(自分の)今の力はこの程度。成長しなきゃいけない」

佐々木健志の話「大学の先輩の永瀬(貴規)さんがけがで戦線離脱して、次は自分だと思ったところで国際大会で負けて悔しかった。絶対に優勝しようと思っていたのでうれしい」

王子谷剛志の話「悔しい。準備はしてきたつもりだったけれど。ここからはい上がっていくのが自分自身の強さでもある。もう一回気持ちを整理してやっていく」

  • 女子48キロ級決勝、遠藤宏実に勝った山崎珠美=福岡国際センター(撮影・仲道裕司)
  • 女子52キロ級準決勝で敗退し引き上げる阿部詩=福岡国際センター(撮影・仲道裕司)
  • 女子52キロ級決勝、志々目愛に勝った角田夏実=福岡国際センター(撮影・仲道裕司)
  • 男子90キロ級決勝、長沢憲大に敗れるベイカー茉秋=福岡国際センター(撮影・仲道裕司)
  • 男子90キロ級決勝、ベイカー茉秋に勝った長沢憲大=福岡国際センター(撮影・仲道裕司)
  • 女子52キロ級準決勝、阿部詩に勝った角田夏実=福岡国際センター(撮影・仲道裕司)
  • 男子100キロ超級決勝、原沢久喜に勝った小川雄勢=福岡国際センター(撮影・仲道裕司)
  • 男子100キロ超級決勝、原沢久喜に勝った小川雄勢=福岡国際センター(撮影・仲道裕司)
  • 男子100キロ超級決勝、優勝しメダルを手に笑顔を見せる小川雄勢=福岡国際センター(撮影・仲道裕司)
  • 男子100キロ超級決勝、優勝し父・小川直也氏と握手をする小川雄勢(右)=福岡国際センター(撮影・仲道裕司)
  • 男子100キロ超級決勝、優勝し賞状を手に笑顔を見せる小川雄勢=福岡国際センター(撮影・仲道裕司)