2018.4.7 20:13

28歳大野、執念の初優勝「勝てば何でもいい」/柔道

28歳大野、執念の初優勝「勝てば何でもいい」/柔道

女子70キロ級決勝で新井千鶴(下)を破り優勝した大野陽子=福岡国際センター

女子70キロ級決勝で新井千鶴(下)を破り優勝した大野陽子=福岡国際センター【拡大】

 世界選手権(9月・バクー)代表最終選考会を兼ねた柔道の全日本選抜体重別選手権第1日は7日、福岡国際センターで男女計7階級が行われ、女子70キロ級は28歳の大野陽子(コマツ)が決勝で昨年世界女王の新井千鶴(三井住友海上)に一本勝ちし、初制覇を遂げた。

 女子70キロ級の大野が28歳にして初優勝を果たした。2位だった2011年以来の決勝。昨年世界一の新井に対し、「体が勝手に動いた」と豪快な一本背負い投げで一本勝ちを決めた。

 「一本でも指導でも、勝てば何でもいい」と勝利への執念は強い。既にベテランの域へ入っているが「(女子57キロ級の)宇高(菜絵)選手より先にやめていられない。それ以上にやらないと」。33歳で所属先の先輩を原動力としている。

 無類の稽古熱心が奏功し、得意の寝技に立ち技も進化。グランドスラム(GS)大会は昨年12月の東京、今年2月のデュッセルドルフ(ドイツ)と連続制覇で勢いに乗る。初の世界選手権代表に前進し「選ばれれば優勝しかない。必ず優勝する」と宣言した。

  • 女子70キロ級決勝新井千鶴(上)を破って優勝した大野陽子=福岡国際センター