2018.3.22 00:37

宮原、SP3位 樋口8位、コストナーが首位発進 ザギトワ2位/フィギュア

宮原、SP3位 樋口8位、コストナーが首位発進 ザギトワ2位/フィギュア

特集:
宮原知子
平昌五輪

 フィギュアスケート・世界選手権第1日(21日、ミラノ)女子ショートプログラム(SP)で平昌五輪4位の宮原知子(19)=関大=は74・36点で3位、同五輪出場を逃した樋口新葉(17)=東京・日本橋女学館高=は65・89点で8位だった。カロリナ・コストナー(31)=イタリア=が自己ベストの80・27点で首位に立ち、同五輪で金メダルに輝いたアリーナ・ザギトワ(15)=ロシア=は79・51点で2位。銀メダルのエフゲニア・メドベージェワ(18)=ロシア=は右足の痛みのため出場していない。

 夢舞台だった平昌五輪が終わっても、気持ちは切れていなかった。26日に20歳の誕生日を迎える宮原は、今回が10代最後の大会。2位だった2015年以来の表彰台を見据える戦いが始まった。 

 昨季は左股関節の疲労骨折で平昌五輪出場枠がかかる世界選手権を欠場し、日本女子は2枠にとどまった。さいたま市で行われる来年の世界選手権の出場枠が懸かる重要な一戦で、日本のエースが躍動した。冒頭のルッツ-トーループの2連続3回転、後半の3回転ループ、ダブルアクセル(2回転半ジャンプ)を難なく決め、演技後は納得の表情を浮かべた。

 五輪行きを逃し泣き崩れた昨年12月の全日本選手権から3カ月。樋口が表舞台に帰ってきた。今季はグランプリ(GP)ファイナルに初出場するなど躍進した一方、全日本選手権期間中に右足首を痛め本領を発揮できずに4位。平昌五輪切符を手にできなかった。

 右足首は靱帯が2カ所伸び、年明けから2週間ほどは全くスケートを滑らなかったという。心機一転、2月の国際大会から衣装も新調した。今大会に照準を合わせてきた樋口にとっては自らの力を世界に証明する場。どん底を乗り越え、勝負の銀盤に立った。ダブルアクセル(2回転半ジャンプ)は成功。後半に組み込んだルッツ-トーループの2連続3回転のトーループで転倒し、その後の3回転フリップは決めたが、演技後は悔しそうな表情を浮かべた。

 コストナーは冒頭のフリップ-トーループの2連続3回転、続く3回転ループ、後半のダブルアクセルを完璧に決め、自己ベストを更新。母国大会で会心の舞いを披露した。

 後半に3つのジャンプを跳んだザギトワは、ルッツ-ループの2連続3回転でループの着氷が少し乱れた。その後の3回転フリップ、ダブルアクセルを決め、五輪女王の意地を見せた。