2018.3.9 05:02

「当たっているところが一つもない」パワハラ告発に協会会長が言及/レスリング

「当たっているところが一つもない」パワハラ告発に協会会長が言及/レスリング

 レスリング女子の伊調馨(33)=ALSOK=が日本協会の栄和人強化本部長(57)からパワーハラスメントを受けたとする告発状が内閣府に出された問題で、同協会は8日、東京都内で理事会を開いた。

 伊調や栄氏ら関係者に聞き取り調査を行う第三者機関のメンバーに元福岡高検検事長の有田知徳氏ら弁護士3人を選んだ。元検事、元判事など異なる分野の3人で、いずれも過去に協会や競技と関係がない中立の立場の人物。

 元文部科学相の馳浩副会長(56)は「伊調さん本人がしゃべりやすい、ストレスのかからない環境で(事実を)話してほしい。(練習環境なども)全面的にバックアップしたい」と述べた。また、今回の告発に関連し、関係者の会話が本人たちの同意のないまま録音されたとの情報があることも明らかにした。

 問題発覚後初めて公の場に姿を見せた福田富昭会長(76)は会見せず、「(告発内容は)当たっているところが一つもない」と強い口調で語った。

 理事会では、栄氏が日本選手団の本部長として参加予定だった17、18日の女子W杯(高崎アリーナ)を休養することも決まった。日本協会によると、同氏は体調を崩し、自宅療養中。