2018.3.9 05:02

村田、山中魂「受け継いで」日本選手初ミドル級防衛へ/BOX

村田、山中魂「受け継いで」日本選手初ミドル級防衛へ/BOX

公開されたスパーリングでパートナーに左ストレートを見舞う村田(左)。先輩・山中の魂を受け継ぎ、初防衛を果たす (撮影・大橋純人)

公開されたスパーリングでパートナーに左ストレートを見舞う村田(左)。先輩・山中の魂を受け継ぎ、初防衛を果たす (撮影・大橋純人)【拡大】

 プロボクシングWBA世界ミドル級王者の村田諒太(32)=帝拳=が8日、東京都内の所属ジムで、4月15日の初防衛戦(横浜アリーナ、フジテレビで生中継)へ向けて本格的なスパーリングを開始。強烈な右ストレートをパートナーに浴びせた。

 「すごくいい調子できている。成長できているのかなと思う」

 2ラウンドのスパーリングで進化を披露した。パートナーの米国選手は初防衛戦の相手、エマヌエーレ・ブランダムラ(38)=イタリア=と同じ身長1メートル78のオーソドックスなタイプ。“仮想挑戦者”を圧倒し、手応えは十分だ。

 南京都高(現京都広学館高)と所属ジムの先輩でもある山中慎介(35)が1日のWBC世界バンタム級タイトルマッチで、計量で体重超過した前同級王者のルイス・ネリ(23)=メキシコ=に2回TKO負け。王座奪回に失敗し、引退を表明した。

 試合を会場で見届けた村田は「学ぶことが多かった。本当に寂しい」とポツリ。「試合前での嫌なピリっとした感じを出さない大きな人間だった。受け継いで自分のキャリアに生かしたい」。恩返しのKO勝ちで、日本選手初となるミドル級の防衛を果たす。 (伊藤隆)

  • 公開スパーリングに臨んだ村田諒太(左)とスパーリング相手
  • 引退を表明した山中慎介
  • 力強いパンチをサンドバックに打ち込む村田諒太=帝拳ジム(撮影・大橋純人)
  • ミット打ちの練習で、強烈なパンチを打ち込む村田諒太=帝拳ジム(撮影・大橋純人)
  • 公開スパーリングで、強烈な左ストレートをヒットさせる村田諒太(右)=帝拳ジム(撮影・大橋純人)
  • 公開スパーリングで、左ストレートをヒットさせる村田諒太(右)=帝拳ジム(撮影・大橋純人)