2018.2.16 18:38

原晋監督、角界再生へ熱弁 白鵬ら対象に再発防止講演 相撲協会の「研修ウイーク」

原晋監督、角界再生へ熱弁 白鵬ら対象に再発防止講演 相撲協会の「研修ウイーク」

特集:
元日馬富士・暴行問題
不祥事の再発防止に向けた研修会で、講師の話を聞く(左から)横綱白鵬関、横綱稀勢の里関、横綱鶴竜関ら=16日午後、東京・両国国技館

不祥事の再発防止に向けた研修会で、講師の話を聞く(左から)横綱白鵬関、横綱稀勢の里関、横綱鶴竜関ら=16日午後、東京・両国国技館【拡大】

 日本相撲協会は16日、東京都墨田区の両国国技館で不祥事の再発防止に向けた「研修ウイーク」最終日に合わせ、横綱白鵬関ら全力士、親方全員を対象に2部構成で研修会を開いた。

 講師は1月の東京箱根間往復大学駅伝で総合4連覇を達成した青山学院大陸上部の原晋監督が務め、力士対象の会の冒頭に「魅力のあるスポーツ団体でなければ、若者は入らない。そうなれば相撲界は駄目になる」などと熱く訴えかけた。

 角界は元横綱日馬富士関の暴行問題など根強い暴力体質が指摘されている。原監督は終了後の記者会見で「若者は理不尽な厳しさを求めていない。本当の厳しさがあれば、そこにトライする強い精神力を持った若者は多い。強い、愛される、尊敬される力士がいれば(若者は)魅力を感じ、入ってくれる」と角界再生へ持論を展開した。

 他競技の指導者からの言葉を受け、八角理事長(元横綱北勝海)は「若い親方衆にも勉強になったのではないか」と好意的な反応。白鵬関は「考え方、哲学が似ていて自信になった」と述べた。

 元日馬富士関による暴行の被害者、十両貴ノ岩関は欠席した。

  • 不祥事の再発防止に向けた研修会で、講師の話を聞く力士たち=16日午後、東京・両国国技館