2018.2.8 21:31

元日馬問題で「貴ノ岩の落ち度言って、暴力許されるという雰囲気出した」 再発防止検討委員が指摘

元日馬問題で「貴ノ岩の落ち度言って、暴力許されるという雰囲気出した」 再発防止検討委員が指摘

特集:
元日馬富士・暴行問題

 相次ぐ暴力問題を受けて設置された日本相撲協会の再発防止検討委員会は8日、東京都墨田区の両国国技館で第1回会合を開いた。

 角界の暴力根絶へ向け、各委員は強い意欲を語った。豊富な国際経験を誇る宇津木委員は「目標が高くなればなるほど厳しい練習になるが、お互いに意思疎通ができれば(根絶は)できる。指導者の意識の問題」と提言した。

 近石委員は暴力問題など不祥事に揺れた全日本柔道連盟の組織再建に尽力。柔道界では暴力が消え、女子日本代表の競技力向上につながった事実を披露した。

 さらに元日馬富士の暴行問題に絡み「被害者(貴ノ岩)の落ち度を言って、暴力は少しは許されるという雰囲気を出した。相撲界は意識がちょっと遅れている気がした」と問題点を指摘。剣道範士8段の中田委員は「鍛錬と暴力の境目をしっかり判断することが大事だ」と私案を述べた。