2018.1.29 05:00

【藤島親方のこの一番】大揺れ初場所での熱戦を評価したい

【藤島親方のこの一番】

大揺れ初場所での熱戦を評価したい

 大相撲初場所千秋楽(28日、両国国技館、観衆=1万816)前日優勝を決めた栃ノ心は千秋楽も緩めることなく、力強い相撲で遠藤を押し出した。14勝の優勝は立派の一言に尽きる。来場所が楽しみだ。

 場所前、進退が取り沙汰された鶴竜は厳しい相撲で10連勝しながら、11日目の玉鷲戦で引いてから、すっかりリズムが狂った。しかし、序盤で連敗なら引退というギリギリの所での10連勝で、まだまだいけると感じた。

 高安は大関4場所で初の2桁の12勝を挙げた。立ち合いの体当たりからの馬力はすごいが、上を狙うには違う立ち合いも身につけることだ。前半戦は威勢がよかった御嶽海はセンスだけで取っている。ワンランク上げるには、もっと真剣に相撲に取り組んでほしい。

 下位では阿炎、竜電の新入幕コンビかよく健闘した。場所前、暗い話題ばかりで何とか土俵で盛り上げようという力士たちの意気込みが伝わる熱戦が多かったのは評価したい。(元大関武双山)

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