2018.1.28 17:36

平幕Vの栃ノ心、14勝で三賞ダブル受賞 鶴竜は11勝で場所終える/初場所

平幕Vの栃ノ心、14勝で三賞ダブル受賞 鶴竜は11勝で場所終える/初場所

優勝を果たし内閣総理大臣杯を受け取る栃ノ心(左)=両国国技館(撮影・蔵賢斗)

優勝を果たし内閣総理大臣杯を受け取る栃ノ心(左)=両国国技館(撮影・蔵賢斗)【拡大】

 大相撲初場所千秋楽(28日、両国国技館)14日目に初優勝を決めた平幕栃ノ心(30)が遠藤(27)を押し出し、14勝1敗で初の殊勲賞、2度目の技能賞に決まった。三賞ダブル受賞は2015年秋場所で殊勲、技能賞の平幕嘉風以来。横綱鶴竜(32)は大関豪栄道(31)を上手投げで下し、11勝4敗で場所を終えた。

 栃ノ心は右を浅く差して左腕で差し手を抱えると、強引に前に出て遠藤を土俵際に追い詰めると、右からすくって相手の上手を切り、体勢を崩したところで組手をほどいて押し出した。

 栃ノ心は右を浅く差して左腕で差し手を抱えると、遠藤も左上手をつかむ。栃ノ心は強引に前に出て遠藤を土俵際に追い詰めると、一転して右からすくって遠藤の上手を切り、遠藤が体勢を崩したところで組手をほどいて押し出した。

 鶴竜は豪栄道の突進を受け止め、下がりながらも左上手をつかみ、豪快に投げて一気に寄り切ろうとする豪栄道を裏返した。高安は立ち合いで激しくぶつかったが御嶽海も臆することなく食らいついて左四つに。御嶽海が土俵際まで追い込むが、高安は右上手をつかむと攻守交代。最後は高安が上手投げで決着をつけ、12勝まで白星を積み重ねた。

 勝てば敢闘賞の阿炎は立ち合いで松鳳山に張られたもののひるむことなく突っ張りで攻め込む。阿炎は体が回った松鳳山の後ろに回り込むと向き直った松鳳山のまわしを取って攻め、最後は再び突き放して押し出した。同じく敢闘賞を受賞した竜電は立ち合いを千代丸に両手で受けられるとサッと引き落とされた。

 安美錦は立ち合いから強引に引っ張り込んで北勝富士の体が泳いだところをはたき込んで3勝目。照ノ富士は立ち合いで蒼国来に左に動かれ、左上手を取られる。照ノ富士も右下手を掴んで左腕で蒼国来の差し手を抱えたものの、蒼国来が吊り気味に前に出るとジリジリと後退。照ノ富士は土俵際では粘りを見せたものの、最後は力尽きて土俵を割り、今場所は1勝も挙げられず8敗7休に終わった。

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  • 優勝を果たし、八角理事長から賜杯を受け取る栃ノ心=両国国技館(撮影・蔵賢斗)
  • 栃ノ心は押し出して遠藤を下す=両国国技館(撮影・田村亮介)
  • 栃ノ心が押し出して遠藤を下す=両国国技館(撮影・田村亮介)
  • 鶴竜はうわてなげで豪栄道に勝利した=両国国技館(撮影・蔵賢斗)
  • 鶴竜はうわてなげで豪栄道に勝利した=両国国技館(撮影・蔵賢斗)
  • 鶴竜(右)はうわてなげで豪栄道に勝利した=両国国技館(撮影・蔵賢斗)
  • 高安は上手投げで御嶽海を下す=両国国技館(撮影・田村亮介)
  • はたき込みで北勝富士を下す安美錦=両国国技館(撮影・田村亮介)
  • 阿炎は押し出して松鳳山を下す=両国国技館(撮影・田村亮介)
  • 妙義龍が上手投げで英乃海を下し3度目の十両優勝を果たした=両国国技館(撮影・田村亮介)
  • 協会挨拶を行う八角理事長(中央)=両国国技館(撮影・蔵賢斗)
  • 協会挨拶前に観客席に一礼する八角理事長(中央)ら=両国国技館(撮影・蔵賢斗)