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また傷害事件発覚…春日野部屋の力士が弟弟子殴り全治1年6カ月 引退後に有罪確定も公表せず

また傷害事件発覚…春日野部屋の力士が弟弟子殴り全治1年6カ月 引退後に有罪確定も公表せず

特集:
元日馬富士・暴行問題
約3年4カ月前の暴行トラブルが発覚した春日野部屋 (撮影・菊本和人)

約3年4カ月前の暴行トラブルが発覚した春日野部屋 (撮影・菊本和人)【拡大】

 不祥事の連鎖が止まらない。元日馬富士の傷害事件、立行司・式守伊之助のセクハラ行為、十両大砂嵐の無免許運転騒動…。今回は約3年4カ月も前の暴行トラブルが表面化した。

 関係者の証言などによると、弟弟子を暴行したのは平成25年に新弟子検査に合格し、27年7月の名古屋場所を最後に引退した福岡市の元力士。26年9月5日夜、7カ月前に入門したばかりの弟弟子の顔を拳で殴ったり、腹を蹴ったりした。

 弟弟子は全治1年6カ月と診断され、顎を骨折して味覚消失などの後遺症を負い引退した。弟弟子側は26年10月、元力士を警視庁に刑事告訴。書類送検を受けた東京地検が傷害罪で起訴し、東京地裁が28年6月に有罪判決を言い渡し、確定した。必要な治療を受けさせなかったとして、春日野親方も保護責任者遺棄容疑で告訴したが、不起訴処分となっている。

 この傷害事件については公表されなかった。春日野親方は取材に対して「(力士は)もう辞めてますから」と述べ、公表する必要はないとの考えを示した。元力士も取材に応じ、「殴ったことは悪かった。自分自身の問題で、部屋が悪いわけではない。(事件のことを)話すなと言われたことはない」と話した。

 春日野親方は28年1月に相撲協会の理事候補に当選し、同3月に理事、広報部長に就任した。情報発信を担い、元日馬富士の傷害事件では記者対応を担当。貴乃花親方(元横綱)の理事解任で空席となった巡業部長も兼任している。

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  • 昨年12月、冬巡業を前に取材に応じる春日野親方。元横綱日馬富士の傷害事件などでも取材対応にあたっていた
  • 春日野部屋傷害事件の経緯
  • 相撲界の主な暴力不祥事