2018.1.12 05:02

カヌー薬物混入 鈴木、小松の現金やパスポート隠し…中傷メールも

カヌー薬物混入 鈴木、小松の現金やパスポート隠し…中傷メールも

スポーツ庁を訪問し、今里次長(右)に謝罪する日本カヌー連盟の成田会長(中央)ら

スポーツ庁を訪問し、今里次長(右)に謝罪する日本カヌー連盟の成田会長(中央)ら【拡大】

 昨年9月のカヌーのスプリント日本選手権で小松正治(25)=愛媛県協会=の飲み物に禁止薬物を混入させた鈴木康大(32)=福島県協会=が、小松の現金とパスポートを隠したり、所属先に中傷する内容のメールを送ったりする嫌がらせ行為を繰り返していたと関係者に話していることが11日分かった。

 昨年6月に石川・小松市で行われた代表合宿中に「困らせようと考えた」と更衣室で現金2万円とパスポートを隠したことをきっかけに、行為はエスカレート。小松にドーピングで陽性反応が出れば自分が代表になれる可能性があると考え、9月11日の日本選手権では小松の予選レース中に飲料に禁止物質を混入させただけでなく、決勝レース後にはパドルとスピードメーターを盗んだ。 スピードメーターは会場のごみ箱に捨て、パドルは車に隠したという。パスポートがなくなった小松は7月の海外遠征への出発が遅れた。9、10月には小松の所属先に計4回、中傷メールを送った。プライベートな内容も書かれていたという。

  • 激励に訪れた成田会長(右)と握手する小松
  • 小松正治選手(左端)らを激励する日本カヌー連盟の成田昌憲会長(右端)=石川県小松市
  • 日本カヌー連盟会長らから激励を受け、取材に応じる小松正治選手=石川県小松市
  • 薬物混入問題の経緯