2018.1.9 12:23

ライバルの飲み物に禁止薬物混入したのはカヌー・鈴木康大 8年間の資格停止処分

ライバルの飲み物に禁止薬物混入したのはカヌー・鈴木康大 8年間の資格停止処分

鈴木康大選手

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 日本カヌー連盟は9日、昨年9月のスプリント日本選手権(石川県小松市)に出場した鈴木康大選手(32)=福島県協会=が、大会中に小松正治選手(25)=愛媛県協会=の飲み物に禁止薬物の筋肉増強剤メタンジエノンを混入させ、小松選手がドーピング検査で陽性となったと発表した。日本アンチ・ドーピング機構(JADA)は鈴木選手に8年間の資格停止処分を科すとともに、暫定的な資格停止となっていた小松選手の処分を解除した。

 鈴木選手は日本カヌー連盟などの調べに対し、ライバル選手を陥れようとしたと説明している。小松選手が禁止物質の摂取を否定し、同連盟による調査の過程で禁止物質を混入させていたことを認めた。小松選手は処分を免れるが、日本選手権の成績は抹消となる。

 日本カヌー連盟による調査では、鈴木選手は小松選手以外のライバルに対しても、練習や競技で使用する道具などを盗むといった妨害行為を繰り返していたことも判明。小松選手は被害届を石川県警小松署に出し、警察が捜査しているという。