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青学大、史上6校目の4連覇!原監督“青写真”通り逆転ぶっちぎり/箱根駅伝

青学大、史上6校目の4連覇!原監督“青写真”通り逆転ぶっちぎり/箱根駅伝

特集:
箱根駅伝
3大駅伝の優勝校

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 横綱相撲だった。王者・青学大が盤石のリレーで往路2位から逆転の総合4連覇。原監督が、手塩にかけて育てた選手の手で新春の空に舞った。

 「学生はこんなに強かったかなと感じた。3連覇後は他の大学の全てが“対青学大”で、(マークされることで)成長させてもらった。ここで勝ってこそ真の強豪校だ、という重圧があった」

 采配は的中し、読みも当たった。1位の東洋大と36秒差で3年連続6区の小野田がスタート。15キロすぎでトップに立つという指揮官の目算通り、山下りのスペシャリストは終盤でトップに立つ。2位に52秒差をつけて7区につないだ。

 たすきを受けた大学3大駅伝(出雲、全日本、箱根)初出場の林は穏やかな傾斜を下る得意のコースで追い風を味方に飛ばす。かつて箱根路を沸かせた設楽悠太(東洋大、現ホンダ)の持つ区間記録を16秒更新。平塚中継所で後続との差を3分28秒まで広げ、独走態勢を築いた。最優秀選手に選ばれた3年生は「チームのエースに近い存在になれた」と誇り、適性を見て起用した指揮官は「7区残り3キロで『これは楽勝だな』と思った」と笑った。大会前に、一人でも音程を外したら負けるとし、箱根駅伝の作戦名を「ハーモニー大作戦」と命名した原監督。全10区間で選手が美しいハーモニーを奏でた。

 チームは今年100周年を迎えた。最多14度の総合優勝を誇る中大より2年早い1918(大正7)年創部。箱根駅伝初出場は43年で結果は最下位の11位だった。2004年から指揮する元カリスマ営業マンは、常勝軍団を築いた今も探求心が尽きない。昨年4月からは早大大学院スポーツ科学研究科でスポーツビジネスを学ぶ。

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  • 圧巻の逆転劇で総合優勝。青学大のアンカー、橋間はガッツポーズでフィニッシュテープを切った(撮影・戸加里真司)
  • 最近10年の優勝校
  • 区間1位記録
  • 歓喜の輪の中で胴上げされる原監督。チームを史上6校目の4連覇に導いた(代表撮影)
  • 6区、先頭に立つ青学大・小野田(左)(代表撮影)
  • 区間新記録の快走を見せた青学大7区・林奎介、右は8区・下田裕太
  • 青学大の8区・下田裕太から9区・近藤修一郎(右)へタスキがわたる=横浜市戸塚区(撮影・矢島康弘)
  • 青学大の8区・下田裕太から9区・近藤修一郎(手前)へタスキがわたる=横浜市戸塚区(撮影・矢島康弘)
  • 青学大の8区・下田裕太から9区・近藤修一郎(右)へタスキがわたる=横浜市戸塚区(撮影・矢島康弘)
  • トップで10区・橋間貴弥へたすきをつなぐ青学大9区・近藤修一郎(左)=横浜市・鶴見中継所(撮影・斎藤浩一)
  • 総合優勝を決めた青学大の10区、橋間貴弥=東京・大手町(撮影・宮川浩和)
  • 首位でゴールし、総合優勝を決める青学大10区・橋間貴弥=3日、東京・大手町(撮影・早坂洋祐)