2018.1.2 13:40

東洋大、4年ぶり6度目往路V!青学大は36秒差2位、東海大9位、神奈川大15位/箱根駅伝

東洋大、4年ぶり6度目往路V!青学大は36秒差2位、東海大9位、神奈川大15位/箱根駅伝

往路優勝をする東洋大5区・田中龍誠=神奈川県箱根町(撮影・早坂洋祐)

往路優勝をする東洋大5区・田中龍誠=神奈川県箱根町(撮影・早坂洋祐)【拡大】

 第94回東京箱根間往復大学駅伝競走往路(2日、東京・大手町-神奈川・箱根町芦ノ湖駐車場107・5キロ)21チームが出場して行われ、東洋大が5時間28分29秒で4年ぶり6度目の往路優勝を飾った。1区(21・3キロ)で西山和弥(1年)が区間賞に輝くと、その後は一度も首位を譲ることなく、芦ノ湖のフィニッシュテープを切った。青学大は36秒差の2位だった。出雲駅伝優勝の東海大は5分40秒差の9位、全日本大学駅伝覇者の神奈川大は9分35秒差の15位に沈んだ。復路(109・6キロ)は3日に行われる(タイムは速報値)。

 鉄紺のたすきが、快晴の箱根路に映えた。エントリーメンバー16人のうち4年生はわずか1人。1、2年生12人という若さあふれる選手で臨んだ東洋大が4連覇を狙った青学大、全日本大学駅伝覇者の神奈川大、出雲駅伝優勝の東海大を退けた。

 総合順位で2008年の10位を最後にこの9年間で優勝4回、2位4回、3位1回と常にトップ争いを演じてきた。今回も安定感が光った。1区は西山が1時間2分16で首位通過。同区では早大・大迫傑(現ナイキ・オレゴンプロジェクト)以来、7年ぶりに1年で区間賞を手にし、「大迫選手に憧れてトラックでもマラソンでも世界を目指したいと思っているので、それ以来の区間賞でうれしい」と笑顔を浮かべた。

 各校のエースが集う花の2区(23・1キロ)では相沢晃(2年)が区間3位と好走。リードを保ったまま、3区(21・4キロ)の山本修二(3年)にたすきをつなげた。山本は2区を走った前回の箱根では1位でたすきを受けるも、8位まで落ちる大ブレーキになった。その反省を生かし1時間2分17秒で区間賞を獲得。青学大のエース、田村和希(4年)に差をつけるエースの役割を果たした。

 山本は昨年9月に陸上男子100メートルで日本選手初の9秒台を出した1学年先輩、桐生祥秀のレースを会場で見届け刺激をもらった。「コンディションが悪いほど、自分に有利だと思っていた。しっかりと区間賞の走りができた」と日本最速の男に引けを取らない活躍を演じた。

 4区(20・9キロ)に抜てきされた吉川洋次(1年)は1時間2分22秒をマーク。1秒差で神奈川大・大塚倭(3年)に区間記録を譲ったが、堂々の区間2位で青学大との差を2分3秒まで広げ、山上り5区(20・8キロ)を任された田中龍誠(1年)に全てを託した。田中は青学大・竹石尚人(2年)の猛追を振り切り、何とか逃げ切った。

【1区(21・3キロ)】

 1キロ 21チームがひとかたまりになって2分52秒で通過

 5キロ 集団がやや縦長となり、14分36秒で通過。

 6キロ 関東学生連合の矢沢健太(4年)が集団から遅れ始める

10キロ 集団が29分21秒で通過

15キロ 東京国際大・真船恭輔(2年)が遅れ始める。集団が44分19秒で通過

17キロ 青学大・鈴木塁人(2年)が集団から抜け出す

17・6キロ 東洋大・西山和弥(1年)が青学大・鈴木を抜き、先頭に立つ

20キロ 東洋大・西山が59分29秒で首位通過

21・3キロ 東洋大・西山が1時間2分16秒で区間賞。

 【2区(23・1キロ)】

2・3キロ 神奈川大・鈴木健吾(4年)が3位に浮上

2・8キロ 神奈川大・鈴木が2位に浮上

5キロ 東洋大・相沢晃(2年)が14分12秒で首位通過

7・3キロ 順大・塩尻和也(3年)が5位に浮上

8・3キロ 東洋大・相沢と神奈川大・鈴木との差は28秒

12キロ 東海大・阪口竜平(2年)が神奈川大・鈴木、青学大・森田歩希(3年)から遅れ始める

13・3キロ 山梨学院大・ニャイロ(3年)が5位に浮上し12人抜き。

15キロ 東洋大・相沢が43分29秒で首位通過

15・3キロ 東洋大・相沢と神奈川大・鈴木、青学大・森田との差は40秒に広がる

20キロ 東洋大・相沢が58分0秒で首位通過

21キロ 青学大・森田が神奈川大・鈴木を突き放し、2位に浮上

23・1キロ 東洋大・相沢が1時間7分18秒で首位通過

 【3区(21・4キロ)】

1キロ 東洋大・山本修二(3年)が2分42秒で通過

2キロ 東洋大・山本が5分30秒で通過

5キロ 東洋大・山本が14分15秒で通過。2位の青学大・田村和希(4年)との差は16秒

5・5キロ 東洋大・山本と青学大・田村との差が12秒に縮まる

10キロ 東洋大・山本が28分30秒で通過。青学大・田村との差は9秒

14・5キロ 東洋大・山本と青学大・田村との差が13秒に広がる

21・4キロ 東洋大・山本が1時間2分17秒で区間賞を獲得

 【4区(20・9キロ)】

3キロ 神奈川大・大塚倭(3年)が早大・石田康幸(3年)を抜き3位に浮上

9・1キロ 東洋大・吉川洋次(1年)と青学大・梶谷瑠哉(3年)との差が1分13秒に広がる

13・4キロ 東洋大・吉川と青学大・梶谷との差は1分34秒に広がる

18・3キロ 拓大・西智也(4年)が早大・石田を抜き4位に浮上

20・9キロ 東洋大・吉川が1時間2分22秒で首位通過。神奈川大・大塚が1時間2分21秒で区間新記録をマークした

 【5区(20・8キロ)】

3キロ 東洋大・田中龍誠(1年)が9分20秒で通過

3・6キロ 東洋大・田中と青学大・竹石尚人(2年)との差は1分50秒に縮まる

5キロ 東洋大・田中が16分25秒で首位通過。

7・1キロ 東洋大・田中と青学大・竹石の差が1分21秒に縮まる

9・3キロ 東洋大・田中と青学大・竹石の差が1分5秒に縮まる

10キロ 東洋大・田中が35分40秒で首位通過

11・9キロ 東洋大・田中と青学大・竹石の差が1分2秒に縮まる

13・5キロ 城西大・服部潤哉(3年)が5位に浮上

16キロ 東洋大・田中と青学大・竹石の差が43秒に縮まる。竹石は給水を受けた直後に、足のけいれんからかいったん止まる

19・4キロ 青学大・竹石の動きがいったん止まる

  • トップで2区・相沢晃へタスキを渡しガッツポーズを決める東洋大・西山和弥(左)=横浜市・鶴見中継所(撮影・斎藤浩一)
  • 区間トップの東洋大1区・西山和弥の右腕には「怯まず前へ!!」の文字=横浜市・鶴見中継所(撮影・斎藤浩一)
  • 東洋大の2区・相沢晃から3区・山本修二へたすきがわたる=横浜市戸塚区(撮影・矢島康弘)
  • 一斉にスタートする、各校1区走者=東京・大手町(撮影・桐山弘太)
  • 小田原中継所をトップでたすきを引き継ぐ、東洋大の4区吉川洋次、5区田中龍成=神奈川県小田原市の小田原中継所(撮影・菊本和人)
  • 東洋大の2区・相沢晃から3区・山本修二(手前)へたすきがわたる=横浜市戸塚区(撮影・矢島康弘)
  • トップで2区・相沢晃へタスキを渡す東洋大1区・西山和弥(左)=横浜市・鶴見中継所(撮影・斎藤浩一)
  • 小田原中継所を2位で後にする、青学大学の5区竹石尚人=神奈川県小田原市の小田原中継所(撮影・菊本和人)
  • 青学大の2区・森田歩希=横浜市戸塚区(撮影・矢島康弘)
  • 青学大の2区・森田歩希から3区・田村和希(右)へたすきがわたる=横浜市戸塚区(撮影・矢島康弘)
  • 2区・森田歩希へタスキを渡す青学大1区・鈴木塁人(中央)=横浜市・鶴見中継所(撮影・斎藤浩一)
  • 2位でゴールする青学大5区・竹石尚人=神奈川県箱根町(撮影・早坂洋祐)