2017.12.24 21:33

2位の刑事、「第三の男」へ「できることはやった」/フィギュア

2位の刑事、「第三の男」へ「できることはやった」/フィギュア

特集:
田中刑事
演技する田中刑事=武蔵野の森総合スポーツプラザ(撮影・松永渉平)

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フィギュアスケート・全日本選手権最終日(24日、武蔵野の森総合スポーツプラザ)平昌五輪代表最終選考会を兼ねて行われ、代表3枠を争う男子はショートプログラム(SP)首位の宇野昌磨(20)=トヨタ自動車=が合計283・30点で2連覇を飾り、初の五輪代表に内定した。田中刑事(23)=倉敷芸術科学大大学院=が合計267・15点で2位に入った。ソチ五輪金メダルの羽生結弦(23)=ANA=は右足首故障で欠場した。

 田中は今月に入って週3度、通常の練習に加えて拠点とは別のリンクまで移動し午後10時半から午前0時まで滑った。普段より1・5倍の練習量をこなしたという。今季序盤は右腸腰筋を痛めてロシア杯を欠場したが、今大会へ向け体をいじめ抜いた。フリーでは切れのある4回転サルコーやトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)を決め、平昌五輪3枠の争いで小学生時代からの盟友・羽生、宇野に続く「第三の男」へ大きく前進した。

 演技後は「順位より緊張感から解き放たれた感じ」と胸をなで下ろし、好結果の要因は「緊張感の中で集中力を見つけることがよかった。それが良い方向へ向いた」と分析。「できることはやったのでゆっくりしたい」と代表入りを願った。