2017.12.22 20:57

羽生欠場の男子SP、宇野が首位発進 田中2位で第三の男に浮上/フィギュア

羽生欠場の男子SP、宇野が首位発進 田中2位で第三の男に浮上/フィギュア

特集:
田中刑事
宇野昌磨
男子ショートプログラムの宇野昌磨=武蔵野の森総合スポーツプラザ(撮影・松永渉平)

男子ショートプログラムの宇野昌磨=武蔵野の森総合スポーツプラザ(撮影・松永渉平)【拡大】

 フィギュアスケート・全日本選手権第2日(22日、武蔵野の森総合スポーツプラザ)平昌五輪代表最終選考会を兼ねて行われ、3枠の代表を争う男子のショートプログラム(SP)で、連覇を狙う宇野昌磨(20)=トヨタ自動車=が96・83点で首位発進した。田中刑事(23)=倉敷芸術科学大大学院=が91・34点で2位、無良崇人(26)=洋菓子のヒロタ=が85・53点で3位につけた。ソチ五輪金メダルの羽生結弦(23)=ANA=は右足首のけがからの回復が間に合わず欠場したが、世界ランキング1位などの実績があり、選考基準で代表入りは確実となっている。フリーは24日に行われる。

 結果以上に内容が問われる一戦だった。ソチ五輪代表選考会だった2013年の全日本選手権フリー。宇野は羽生や引退した高橋大輔、町田樹、小塚崇彦、織田信成と同じ最終グループで滑り、激しい代表争いを肌で感じた。あれから4年。17日に20歳になったばかりの若武者が、絶対王者不在の大舞台で存在感を示した。冒頭の4回転フリップではGOE(出来栄え点)で加点を引き出した。4回転-3回転の連続トーループは後半が1回転にとどまったが、続くトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)は成功。スピンとステップは最高難度のレベル4を獲得した。

 10月に左脚を肉離れ、11月のフランス杯直前にはインフルエンザを発症。11月下旬まで満足な練習を積めず、2週間前のグランプリ(GP)ファイナルで取りこぼしが目立ち2位に終わったが、今年を締めくくる大会で本領を発揮した。

 3シーズンを対象とした世界ランク、今季の世界ランクと合計得点でいずれも3番手の田中は、冒頭の4回転サルコーを成功させ勢いに乗ると、続くフリップ-トーループの2連続3回転も決めた。後半のトリプルアクセルも無難にまとめ左手に力を込めた。宇野と欠場した羽生がこれまでの実績で代表入りが確実。納得の舞いで混戦模様の第三の男に浮上した。

  • 男子ショートプログラムジャンプする宇野昌磨=武蔵野の森総合スポーツプラザ
  • 男子ショートプログラム演技する宇野昌磨=武蔵野の森総合スポーツプラザ
  • 男子ショートプログラム演技する宇野昌磨=武蔵野の森総合スポーツプラザ(撮影・納冨康)
  • 男子ショートプログラム演技する宇野昌磨=武蔵野の森総合スポーツプラザ(撮影・納冨康)
  • 男子ショートプログラム演技する宇野昌磨=武蔵野の森総合スポーツプラザ(撮影・納冨康)
  • 男子ショートプログラム演技する宇野昌磨=武蔵野の森総合スポーツプラザ(撮影・納冨康)
  • 男子ショートプログラム演技する宇野昌磨=武蔵野の森総合スポーツプラザ(撮影・納冨康)
  • 男子ショートプログラム演技する宇野昌磨=武蔵野の森総合スポーツプラザ
  • 男子ショートプログラム得点発表の宇野昌磨=武蔵野の森総合スポーツプラザ(撮影・松永渉平)
  • 男子ショートプログラム演技する田中刑事=武蔵野の森総合スポーツプラザ(撮影・納冨康)
  • 男子ショートプログラム演技する田中刑事=武蔵野の森総合スポーツプラザ(撮影・納冨康)
  • 男子ショートプログラム演技する田中刑事=武蔵野の森総合スポーツプラザ(撮影・松永渉平)