2017.12.20 23:00

貴ノ岩に特別救済措置 初場所を休場でも十両最下位に据え置く

貴ノ岩に特別救済措置 初場所を休場でも十両最下位に据え置く

 日本相撲協会は20日の臨時理事会で、暴行事件の被害者である平幕貴ノ岩関に対し、来年1月の初場所を休場しても翌場所の番付は十両最下位の西14枚目に据え置く特別救済措置を決めた。極めて異例の決定に、鏡山危機管理部長(元関脇多賀竜)は「一方的な暴力を受けた被害者。協会全体で守るべき力士だと確認した」と説明した。

 貴ノ岩関は東前頭8枚目の九州場所を全休し、来年1月の初場所では十両転落が確実。さらに同場所へ出場できなければ、幕下に落ちることが決定的となっている。

 初場所を休む場合は診断書の提出が条件。理事会では、本場所や巡業を休場する際に診断書の提出を義務付けることを決めた。貴ノ岩関は17日に終了した冬巡業を全休しながら、診断書を出していなかった。