2017.12.20 18:25

白鵬、鶴竜を減俸処分 伊勢ケ浜親方は理事辞任、貴乃花親方の処分は持ち越し

白鵬、鶴竜を減俸処分 伊勢ケ浜親方は理事辞任、貴乃花親方の処分は持ち越し

特集:
元日馬富士・暴行問題
臨時の理事会に出席した貴乃花親方(左)、八角理事長(右端)ら=両国国技館(撮影・山田俊介)

臨時の理事会に出席した貴乃花親方(左)、八角理事長(右端)ら=両国国技館(撮影・山田俊介)【拡大】

 大相撲の元横綱日馬富士関による平幕貴ノ岩関への暴行事件を受け、日本相撲協会は20日、臨時理事会を東京都墨田区の両国国技館で開き、事件関係者の処分について協議した。理事会後の記者会見で八角理事長(元横綱北勝海)が処分内容を明らかにした。

 現場の酒席に同席しながら暴行を止められなかった横綱白鵬関は、来年1月の給与不支給とし、同2月の給与も50%減額。横綱鶴竜関についても同1月の給与を不支給とすることを決めた。すでに引退した元日馬富士関については、今後の処分基準とするために「引退勧告相当」とした。八角理事長は残り任期の3カ月間の報酬を全額返上する。

 さらに、日馬富士の師匠だった伊勢ケ浜親方(元横綱旭富士)はこの日の理事会を最後に理事を辞任し、役員待遇委員に降格。秋巡業中の出来事ながら巡業部長としての報告義務を怠った貴乃花親方(元横綱)への処分は先送りとし、28日に臨時の理事会と評議員会を開催して処分などを協議する見込みだ。

 また、協会危機管理委員会(高野利雄委員長=元名古屋高検検事長)の調査報告には、被害者の平幕貴ノ岩関の聴取を終えたことが明記された。高野委員長は貴乃花親方の聴取についても「なるべく早い時期に日程を合わせてやると双方で合意している」と述べた。(産経新聞)