2017.11.28 05:02

【佐野稔の舞評論】宮原、よく仕上げた!平昌切符ゲットできる

【佐野稔の舞評論】

宮原、よく仕上げた!平昌切符ゲットできる

特集:
宮原知子
スケートアメリカの女子でGPシリーズ2勝目を挙げ、メダルを手に笑顔の宮原知子=26日、米レークプラシッド(共同)

スケートアメリカの女子でGPシリーズ2勝目を挙げ、メダルを手に笑顔の宮原知子=26日、米レークプラシッド(共同)【拡大】

 フィギュアスケート・スケートアメリカ最終日(26日=日本時間27日、米ニューヨーク州レークプラシッド)宮原にとっての今季初戦で、5位にとどまったNHK杯から、わずか2週間。よくここまで仕上げたという印象だ。宮原が優勝しなければ、日本女子勢がグランプリ(GP)ファイナルに進む可能性は限りなくゼロに近かった。日本のエースとしてのプライドを、世界に示した格好といえる。

 NHK杯のときと比べて、難しいジャンプをしっかり決められていた。2週間で内容の濃い練習を積んできたからだろうが、何より負傷する前から鍛えてきた技術のたまものと思えた。

 若い力も伸びてきているが、長らく先頭で引っ張ってきた宮原が全日本選手権の優勝を射止め、平昌五輪代表の座も手にするのではないか。そう思える程の演技だった。 (1976年インスブルック五輪代表)

  • 宮原はフリーで「蝶々夫人」を用いた。強い女性を演じきった