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【二十歳のころ 上村愛子(4)】5度目五輪でつかんだ達成感

【二十歳のころ 上村愛子(4)】

5度目五輪でつかんだ達成感

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2014年ソチ五輪で、果敢にコブを攻める上村愛子さん

2014年ソチ五輪で、果敢にコブを攻める上村愛子さん【拡大】

 5度目の五輪となる2014年ソチ大会には34歳で出場。連載のタイトルにはそぐわない年齢ですけど、ずっとメダルを追い続けてきた私の『二十歳のころ』は、ここで完結したのです。

 6人による決勝を滑りきり、ゴールした直後、心の中で「ヤッター」って叫びました。この時点ではトップのスコア。最後の3人に抜かれて結果はまたも4位でメダルには手が届きませんでしたが、ようやく五輪で実力を発揮できたという達成感はマックスでした。

 ソチ五輪のスタート台には落ち着いた気分で立っていました。18歳で五輪に初めて出た1998年長野大会のように等身大の私。勝負をかけて全力で滑ることができました。

 ずっとメンタル面が課題だった私を変えてくれたのは、2007年から日本代表で8年間指導を受けたヤンネ・ラハテラ・コーチです。フィンランド出身で、02年ソルトレークシティー五輪男子の金メダリスト。W杯も世界選手権も勝っている憧れの存在でした。

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