2017.10.10 19:15

田知本「柔道は私の生きがい。全てを懸けた20年だった」 さわやかな笑顔で引退会見

田知本「柔道は私の生きがい。全てを懸けた20年だった」 さわやかな笑顔で引退会見

現役引退の記者会見で笑顔を見せる田知本遥=10日午後、東京都港区

現役引退の記者会見で笑顔を見せる田知本遥=10日午後、東京都港区【拡大】

 リオデジャネイロ五輪柔道女子70キロ級金メダルの田知本遥(27)=ALSOK=が10日、東京都内で現役引退の記者会見を開き「柔道は私の生きがい。全てを懸けた20年だった」と7歳からの競技人生をさわやかな笑顔で締めくくった。

 田知本は今年6月の実業団の団体戦でいったん実戦復帰したが、その後「もっと試合をやりたいという気持ちが出てこなかった」と引退を決意。今後はALSOKに在籍しながら筑波大大学院で学業に専念し、将来的には「単に勝利だけを求めるのではなく、広い視野で競技に打ち込めることを教えたい」と指導者への夢も語った。

 富山・小杉高時代に頭角を現し、東海大4年で臨んだ2012年ロンドン五輪で7位。世界選手権でメダル獲得の経験はないが、力強い大外刈りを生かし、リオ五輪では日本女子でただ一人の頂点に立った。

田知本愛(78キロ超級=ALSOK)の話「小さいころから理解し合える仲間であり、一番近くにいるライバルだった(妹の)遥が先に引退することに、まだ実感が湧かない。最後に一緒に柔道を始めた土地で団体戦を組めたことが、いい思い出になった」

  • 現役引退の記者会見で目を潤ませる田知本遥=10日午後、東京都港区
  • 現役引退を決め、会見に臨んだリオデジャネイロ引退会見で、後輩での女子78キロ級前世界女王の梅木真美から花束を受け取る田知本遥(右)=東京・港区のALSOK本社
  • 現役引退を決め、会見に臨んだリオデジャネイロ五輪柔道女子70キロ級金メダリストの田知本遥=東京・港区のALSOK本社