2017.9.9 20:39

9秒98の桐生「大学最後で出せたのはうれしい」 日本人初、10秒の壁突破/陸上

9秒98の桐生「大学最後で出せたのはうれしい」 日本人初、10秒の壁突破/陸上

日本学生対校選手権の男子100メートル決勝で9秒98の日本新記録をマークし、雄たけびを上げる桐生祥秀=福井県営陸上競技場

日本学生対校選手権の男子100メートル決勝で9秒98の日本新記録をマークし、雄たけびを上げる桐生祥秀=福井県営陸上競技場【拡大】

 陸上の日本学生対校選手権第2日は9日、福井県営陸上競技場で行われ、男子100メートル決勝で追い風1・8メートルの条件下、21歳の桐生祥秀(東洋大)が日本人で初めて10秒の壁を突破する9秒98で、3年連続3度目の優勝を果たした。伊東浩司が1998年アジア大会で出した10秒00の日本記録を19年ぶりに更新した。

 桐生は京都・洛南高3年だった2013年に10秒01をマークして注目を集め、15年には追い風参考で9秒87を記録。昨年6月にも2度目の10秒01で走っていた。

 多田修平(関学大)は10秒07で2位。桐生は200メートルでも予選7組を21秒41の1着で通過し、10日の準決勝に進んだ。

 1万メートル競歩は山西利和(京大)が40分22秒28で2連覇。走り幅跳びは津波響樹(東洋大)が8メートル09の大会新記録で優勝した。女子100メートルは中村水月(大阪成蹊大)が11秒56で制した。

桐生祥秀の話「大学最後、今季最後の100メートルで出せたのはうれしい。やっと4年間くすぶっていた自己ベストを更新できた。9秒台を出して、やっと世界のスタートラインに立てた。コーチやトレーナーには感謝の気持ちでいっぱい」

  • 日本学生対校選手権の男子100メートル決勝を9秒98の日本新記録で制しゴールする桐生祥秀=9日、福井県営陸上競技場