2017.8.29 19:36

難民選手団の競泳女子マルディニが小池都知事訪問「東京五輪にぜひ参加したい」

難民選手団の競泳女子マルディニが小池都知事訪問「東京五輪にぜひ参加したい」

 昨夏のリオデジャネイロ五輪で初結成された「難民五輪選手団」の一員で、国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)の親善大使を務める競泳女子のユスラ・マルディニ選手が29日、東京都の小池百合子知事を訪問し「2020年東京五輪にぜひ参加したい」と意欲を口にした。内戦下のシリアから海を泳いで欧州に渡った19歳のスイマーは「多くの人に難民問題を知ってもらい、少しでも支援をしてもらえたらありがたい」と訴えた。

 国際オリンピック委員会(IOC)は東京五輪でも難民選手団を編成する方針だが、小池氏は会談で「20年大会では難民選手団ではなく、祖国が一日も早く安定し、シリアの代表として出てもらうのが理想的だ」と強調した。同選手は大会組織委員会も訪れて職員に自身の体験を語り「世界中で苦労している難民の分も頑張らないといけないと思って水泳を続けている」と述べた。