2017.7.19 05:00

【藤島親方のこの一番】宇良、定石にない動きで新しいタイプの力士

【藤島親方のこの一番】

宇良、定石にない動きで新しいタイプの力士

特集:
宇良

 大相撲名古屋場所10日目(18日、愛知県体育館、観衆=7580)宇良がまた面白い相撲を取った。腕や足を取りにいき、間合いがあくと自分から下がってぶつかり稽古のように思い切りぶつかった。足を取りにいったのは、レスリングの動きそのものだった。

 宇良は相手が出てきた方がいなしたり、中に入ったり、いろいろできる。逆に、じっくり見られたり、一気に攻められるのが苦手のようだ。

 高安としては取り方が分からず、手探りの状態で、見ながら中に入れないように取っていた。とにかく、いままでの定石にはない動きで、新しいタイプの力士といえる。

 本来なら正攻法で当たって押し込むのが理想だが、いろんなことができる宇良に限っては、いまのままで十分。いい役者が出てきたものだ。 (元大関武双山)

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