2017.7.2 05:02(2/2ページ)

多田、10秒21で連覇!日本選手権から1週間「半分以下の状態」/陸上

多田、10秒21で連覇!日本選手権から1週間「半分以下の状態」/陸上

男子100メートル決勝、10秒21で優勝した多田修平=エディオンスタジアム広島

男子100メートル決勝、10秒21で優勝した多田修平=エディオンスタジアム広島【拡大】

 大会記録の10秒37を大幅に更新する10秒21でV2。しかし、期待された日本選手初の9秒台には届かず、多田は疲労の色がにじむ表情で反省の弁を語った。

 「日本選手権の1週間後ということで疲労もあり、いいタイム、いい走りを見せられずに終わってしまった。(本来の)半分以下の状態だった」

 持ち味のスタートダッシュに成功し、30メートル付近ではすでに独走態勢。2位に0秒24の大差をつける完勝だったが、万全の状態ではなかった。

 5月の関西学生対校選手権を皮切りに日本学生個人選手権、日本選手権と、ほぼ毎週のように大会に出場。日本学生個人選手権では追い風参考ながら9秒94をたたき出して、注目度も急激にアップ。心身ともに疲労はピークに達していた。

 「(世界選手権に向けて)疲れを取りつつ筋力トレーニングを増やして、技術の面も少しずつ確認したい」

 この日、出場予定だった400メートルリレーを欠場。7日開幕の大阪陸上選手権(長居)の出場も見送り、ロンドンに向けて体調を整える。 (須藤佳裕)

多田 修平(ただ・しゅうへい)

 1996(平成8)年6月24日生まれ、21歳。大阪・東大阪市出身。大阪桐蔭高から関学大に進み、今年4月の織田記念国際100メートルで2位。5月の関西学生対校選手権で3連覇。6月の日本学生個人選手権準決勝で、追い風4.5メートルの参考記録ながら日本選手では国内初の9秒台となる9秒94を記録。決勝で10秒08をマークした。日本選手権は10秒16で2位。1メートル76、66キロ。

  • 多田は自己ベストに遠く及ばない10秒21にとどまった。疲労の蓄積を感じさせた