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「ボルトと決勝で」サニブラウン、“最初で最後の対決”熱望!/陸上

「ボルトと決勝で」サニブラウン、“最初で最後の対決”熱望!/陸上

24日の男子100メートルで快走したサニブラウン。一気に世界のトップに駆け上がる

24日の男子100メートルで快走したサニブラウン。一気に世界のトップに駆け上がる【拡大】

 まだ、余韻が残る。24、25日の日本選手権で成し遂げた100メートルと200メートルの2冠を胸に、サニブラウンは8月に迫るロンドンの大舞台へ思いをはせた。

 「ボルトは今年で引退するけど、一度も一緒に走ったことがない。決勝で戦えるように頑張っていきたい」

 この日、正式な承認を受けて2大会連続で日の丸を背負うことが決定。今夏の世界選手権で現役を退くと表明している人類最速の男への、最初で最後の挑戦権を得た。100メートルに照準を絞る意向を示しているボルトに、今春高校を卒業したばかりの大器は本気で立ち向かおうとしている。

 国内短距離のタイトルをほしいままにし、もはや視線は日本国内ではない。「最終的には世界記録を更新できればいいと思います」。24日の100メートルで10秒05、25日の200メートルで20秒32と連続自己ベストを出した18歳は、ボルトが持つ100メートル(9秒58)と200メートル(19秒19)の世界記録を突破する将来像を描く。

 2年前に16歳で出場した世界ユース選手権200メートル。ボルトが保持していた大会記録を0秒06更新する20秒34で制した。「ロンドンでどんな走りをしたいか、まだ考えていない。考えると楽しみで寝られなくなるので」。真剣勝負で人類最速に挑む夏。次は世界を驚かせる。 (鈴木智紘)

  • 世界選手権の代表発表会見に出席した前列左から松田、鈴木、鍋島、後列左からサニブラウン、多田、北川、山本聖。この日初披露された代表ユニホームを着て、サニブラウンもご満悦(撮影・永田直也)
  • 陸上の日本代表
  • 代表に決定し、フォトセッションに応じる(左から)サニブラウン・ハキーム、多田修平、松田瑞生、鈴木亜由子、鍋島莉奈、北川貴理、山本聖途=堺市堺区(撮影・永田直也)
  • 代表に決定し、フォトセッションに応じるサニブラウン・ハキーム(左)と多田修平=堺市堺区(撮影・永田直也)
  • 代表に決定し、フォトセッションに応じるサニブラウン・ハキーム(左)と多田修平=堺市堺区(撮影・永田直也)
  • 陸上世界選手権への意気込みを語る多田修平。左はサニブラウン・ハキーム=堺市内のホテル
  • 発表を行う伊東浩司・強化委員長(左)と尾縣貢・専務理事=堺市堺区(撮影・永田直也)