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多田、ビッグネーム押しのけ2位!8月初世界陸上が有力に/陸上

多田、ビッグネーム押しのけ2位!8月初世界陸上が有力に/陸上

特集:
世界陸上
多田修平

多田修平【拡大】

 追い風も必要ない。サニブラウン、ケンブリッジ、桐生、山県の四天王と同じスタートラインに立ち、新星・多田がし烈なレースで実力を見せつけて2位に輝いた。

 「後半はきのうよりもいい感じで維持できた。とにかく自分のレースをしようと考えていた。周りの選手は気にせず走ろうと思った」

 日本勢初の9秒台突入が期待されたレース。スタート直前に雨が強くなった影響もあり、快挙達成は持ち越しとなったが、多田がファンを沸かせた。

 ピストル音とともに駆け出し、スタートダッシュに成功。中盤までは先頭に立ち、地元・大阪の会場に詰めかけた2万700人の期待は高まった。最後はサニブラウンが得意とする追い上げに屈して、0秒11差の10秒16。「負けちゃったのは悔しい」と心境を語ったが、群雄割拠の戦いで2位は堂々たる成績。3枠ある8月の世界選手権の代表権をほぼ手中に収め「最低条件はクリアできたかな」と頬をゆるめた。

 10日の日本学生個人選手権でマークした9秒94は追い風4・5メートルの参考記録となった。しかし、予選で残した10秒10と合わせて、実力の高さは明確なもの。決して追い風のおかげで現れた新星ではないことを証明した。それどころか一気に日本100メートル界の主戦力だ。「9秒台は自然と走れば出せる力はついてきた」と“壁”の突破にも自信をみなぎらせる。

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  • 優勝したサニブラウンに続き、2位でゴールした多田(中央)。抜群のスタートから好走を見せた(撮影・甘利慈)
  • 優勝したサニブラウン・ハキーム、2位の多田修平、3位のケンブリッジ飛鳥=ヤンマースタジアム長居(撮影・甘利慈)
  • 優勝し、2位の多田修平と握手をするサニブラウン・ハキーム=ヤンマースタジアム長居(撮影・甘利慈)
  • 1着のサニブラウン・ハキーム(右端)。左から桐生祥秀、多田修平=ヤンマースタジアム長居(川口良介撮影)
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