2017.6.23 17:30

日本体育協会の新会長に伊藤氏 名称は日本スポーツ協会へ

日本体育協会の新会長に伊藤氏 名称は日本スポーツ協会へ

 日本体育協会(日本体協)は23日、東京都内で評議員会と理事会を開き、第16代会長に味の素会長の伊藤雅俊氏(69)を選出した。3期6年務めたトヨタ自動車名誉会長の張富士夫氏(80)の後任となる。来年4月1日付で「日本スポーツ協会」に名称変更することも決まった。

 役員改選では、前五輪相の遠藤利明氏(67)が副会長に就いた。

 日本体協は1911年に大日本体育協会として創立され、48年に現在の名称になった。団体名称の変更はスポーツが学校体育の枠を超えて国民に広がっている実態に合わせたもので、創立時からの「体育」の文言が消える。中心事業の国民体育大会についても「国民スポーツ大会」への改称を提案することを可決した。

友添秀則新理事(早大教授)の話「1980年代以降、スポーツは先進諸国や日本の社会の中で大きな存在となり、市民権を獲得した。名称変更は体協がスポーツの統括組織であることの宣言で、教育の手段としての体育から名実ともに卒業することであり、意義は大変大きい」