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9秒男・多田、打倒桐生プラン!23日開幕「日本選手権」で激突/陸上

9秒男・多田、打倒桐生プラン!23日開幕「日本選手権」で激突/陸上

多田、桐生、山県、ケンブリッジの比較

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 多田はこの日、大阪の自宅で静養。指導する林コーチに「自宅でゆっくりしています」と連絡した。林コーチによると、快挙への反響の大きさに驚いていたという。

 林コーチは日本学生個人選手権が行われた平塚市内で取材に応じ、多田について「大会に出場しても、すぐに(体が)回復する。明日も本当は休みだったのですが、本人が大丈夫というので」と説明。12日に状態を見ながら、関学大の施設で再始動する。

 次戦の日本選手権で桐生祥秀(21)=東洋大、ケンブリッジ飛鳥(24)=ナイキ=らと対決する。林コーチは多田の日本一への鍵に、1月に元世界記録保持者のアサファ・パウエル(34)=ジャマイカ=の下で強化を図ったスタートと、持ち味である加速力を挙げた。

 世界選手権の切符をかけた大舞台。さらには9秒台へ、夢が広がる。 (石井文敏)

★多田修平の日本学生個人選手権VTR

 6月10日、男子100メートル準決勝で、追い風4・5メートルの参考記録ながら100分の1秒まで表示する電気計時では日本選手として国内で初めて「10秒の壁」を破る9秒94をマークした。追い風1・9メートルでの決勝では、日本歴代7位の10秒08を記録。従来の自己ベスト10秒22を大幅に更新し、世界選手権(8月、ロンドン)の参加標準記録(10秒12)も突破した。

  • 男子100メートル準決勝で9秒94の参考記録をマークした多田修平=ShonanBMWスタジアム平塚